すべてのライダーに贈るこだわりのレザーブーツ
ライディングにまつわる道具選びは快適なバイクライフを過ごすためにとても重要だ。中でも、ブレーキングやシフト操作、ステップへの荷重などの動作をこなし、さらにはライダーのファッションセンスの見せどころともなるブーツについては、厳選に厳選を重ね、自分に合ったものを見つけ出したいところ。
その点、この「スワロー」をはじめウィングローブが作り出すブーツは、代表を務める元レーシングライダーの藤林勝士氏によって、履く者を満足させるための並々ならぬこだわりが込められており、試してみる価値は十二分にあると言える。自社企画、自社開発、そして幾度もの自社テストの末に生み出されたオリジナルの形状には、履きやすさを高める工夫の数々が詰まっている。
- 足着きの改善に適した厚底仕様(1万6092円)もラインアップ。操縦性、足着き性、安定性を考慮した独自の検証の結果、ソールの高さはつま先部約25㎜、ヒール約50㎜に設定されている。22.5㎝~24.5㎝のもの(左)は2色使いのソールを、25.0㎝~ 26.5㎝のもの(右)は単色のソールを採用。
- 足着きの改善に適した厚底仕様(1万6092円)もラインアップ。操縦性、足着き性、安定性を考慮した独自の検証の結果、ソールの高さはつま先部約25㎜、ヒール約50㎜に設定されている。22.5㎝~24.5㎝のもの(左)は2色使いのソールを、25.0㎝~ 26.5㎝のもの(右)は単色のソールを採用。
オイルを染みこませた牛革を素材に用い、シンプルな編み上げスタイルとした外観は一見、普通のタウンユース用に見えるけれども、シフトカバーやサイドファスナーなどがさりげなく組み込まれている。素材の柔軟さに加え、日本人専用足型で作っていることもあり、フィット感も良好。さらに、ソールには斜めカットヒールやフレキシブルサポートなど独自の構造を採用し、動きやすさ、操作のしやすさを確保している。
- 日本人の平均的な足型に合わせて甲を薄く、横幅はワイドに設計した木型を使用。しっかりなじむ履き心地は、シフト操作など繊細かつ素早い動作にうってつけだ。
- ステップに足を載せたときに自然にベストポジションとなるよう、ヒールを斜めにカット。また、土踏まずとつま先の間にある横溝(フレキシブルサポート)は、乗りやすさと歩きやすさを向上させる。ほかにも、スリップを抑制したりペダルの操作感を高めるためにパターンを使い分けている。
そして、流通の中間コストを抑えるなどして求めやすい価格も実現。多くのライダーに高品質を体験する門戸を開く逸品なのである。
サイズ●22.5㎝~28.0㎝(クレイジーブラウンとワインレッドは25.0㎝~28.0㎝)
カラー●ブラック、ダークブラウン、クレイジーブラウン、ワインレッド 素材●牛革、合成ラバー
価格●1万5012円 問ウィングローブ ☎03-5603-5600 http://winglove.co.jp
(report●林 康平 photo●星野耕作)