本格的なライディングブーツのプロテクション性能や安心感と、ストリートでの使いやすさを融合したローカットハイパフォーマンスブーツのアルパインスターズSMX-R1が、”V2″に進化。甲部のストラップクロージャーシステムがアラミド繊維ワイヤーを内蔵したラバータイプになり、TPUシフトパッドプロテクターの形状変更、フラップがなく操作しやすい止水式ジッパー新採用などが施された。
独自コンパウンドラバーを使用したソールはグリップに優れ、しかも剛性感があるため、ステップワークがしやすい。横剛性を高めるTPF(トランスバーサルプロテクションフレーム)により、転倒時の保護性能にも優れる。
一方で、つま先側には縦方向に適度な柔軟性もあり、加えてローカットデザインとストレッチパネルのおかげで足首を動かしやすいため、バイクを降りたときに歩きやすい。内足側のジッパーとベルクロ式のストラップを操作するだけで簡単に脱ぎ履きできる点も、普段のツーリングで利点となる。
ベンテッド仕様は、メインマテリアルとなるマイクロファイバーにかなり広範囲でパンチング加工を施し、甲部にはメッシュ生地も使うため、優れた通気性を誇る。夏でも快適に、スポーティなライディングブーツを気軽に履ける!
標準仕様も用意
SMX-1R v2 BOOT
パンチング加工とメッシュ素材を用いず、初春から晩秋まで幅広い季節に愛用できるよう設計されたスタンダードタイプもある。価格とカラー設定、基本的な仕様とツーリングでの使いやすさは、ベンチレーション仕様と同じだ。
report●田宮 徹 photo●岡 拓