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A.S.H.クオリティの真髄 ⑨オイル量も少なく、過酷な状況を走る空冷オフ車を大事に乗りたい!

10W-40の固定概念を変え、粘度ちょい足し15W-50が有効!?

さて、モーターサイクル愛好家の皆様。初めまして、モーサイ編集部の隣にある営業部で働く4X歳のサラリーマン・Yです。
バイクブームの終盤、レーサーレプリカの炎の包まれた私達の世代。
NSR、TZR、RGV-Γ、FZR、VFR、GSX-R、ZXR……などを乗り継ぎ、一発試験の難しさに「日本の道に1000ccは大きすぎる」「中低速な峠なら軽い250、400が有利」などうそぶいてきました。

しかし、法改正を経て教習所で大型免許を取得できるようになると、手の平くるり、憧れの大型バイクを手にして「やっぱり大型は馬力が違うな」とか「バイクの本来の性能を体感できるのはビックバイク」などと戯言を吐きながら、バイク歴もはや4半世紀。

ファーストバイクとしての大型車は維持しつつも、やはり軽量コンパクトなバイクの魅力も忘れられず、ヤマハ・ブロンコを手に入れてしまいました。
「オフ風ストリートバイク」なんて見方もされますが、自分の愛車はフロントホイールを21インチ化し、ブロックパターンタイヤも履かせ、「オフロードバイク」として林道走りなどを楽しんでいます。
なんたって、ブロンコのエンジンはセローと同系の空冷223cc単気筒ですしね。

中古で購入したヤマハ ブロンコ。走破性を高めるべく、フロントホイールを21インチにするなどカスタムをしております。

適当なようで、エンジンオイル交換に関してはマメな方です。
3000kmもしくは半年経過したらオイル交換推奨……なんてよく言われますが、ブロンコの空冷単気筒エンジンはオイル容量1L。エンジンオイルには潤滑、冷却、密封、洗浄、防錆という役割があるわけですが、少ないオイル容量のせいか、劣化による変化が簡単に分かってしまうんです、トホホ。
1000kmくらい走るとシフトフィーリングが悪くなってくるので、いつも1000km程で交換してしまいます。まあ、入れるオイルも1Lですし。

空冷、オイル容量1L、オフロードもガンガン走る……オイルに厳しいであろうブロンコですが、この先も大事に乗りたいと思っていたのでアッシュオイルを試してみることにしました。
ちょっとマイナーな車種ではありますが、セロー225やTW225など同系ヤマハエンジンのバイクに乗っている人の参考例にもなればと思っております。

これまで、エンジンオイルに対しての私の固定概念は「まあ、メーカー指定入れとけば問題ないよね」というものでした。ブロンコは10W-40です。
昨今の燃費を重視したバイクはそうとも限らないのかもしれませんが、私の世代ですと「4ストロークエンジンオイル=10W-40」のイメージも強いです。
ブロンコは2年ほど所有してますが、10W-40を使い続けていて実際問題ありませんでした。

しかし今回モーサイ編集部が、アッシュオイルを取り扱うジェイシーディプロダクツ代表で製品開発にも携わている岸野 修さんに「オイル量が少なく、過酷な走行条件でも使われる250cc空冷単気筒オフロードモデルに使うべきオイルは?」と聞いてみたところ……「15W-50がいいと思います」という提案があったそうです。

粘度の変更!?どのようなフィーリングになるのかかなり興味があります!
といわけで、アッシュオイルの「MOTO-SPEC PSE 15W-50」を早速試してみることに。
鉱物油+エステルの部分化学合成油「PSE」シリーズは、エンジン内部のクリアランスが大きい欧州車や古い車両との相性もいいそうで、高速走行・ツーリング・街乗りに対応ということで、そういう面ではブロンコにピッタリです。

ブロンコは手元にきた時点で走行距離は約2万km、自分で走らせてから3万kmを超えました。まだまだ大事に乗りたいので、アッシュオイルPSE MOTO-SPEC 15W-50を1L投入。

試走したのはいつもショートツーリングルート。
ん?信号待ちからの発進から、加速感が違う気が……。いつもの高架下S字カーブへの進入速度も、いつもよりプラス10km/h程速くイケるような(もちろん安全運転、あくまで「気分」です)。

「おおッ、今日は乗れている!腕が上がったのかな?」なんてことはないので、加速力が増したのはアッシュオイルによる効果ではないかと。

岸野さんによれば「250ccの単気筒エンジンは熱価が高いことと、ピストン速度が意外と速いので、粘度の高いオイルがマッチします。15Wぐらいのウィンタ-グレ-ドの方がベ-スオイルの粘度を上げられますので、油膜強度も上がるはずです」というのが推薦理由だそうで、それをもとに自分なりに考えてみますと……。
エンジンオイルの役割のひとつ「密封」が高粘度のオイルにしたことによって高まって、結果シリンダー内の爆発力が抜けず、ロスなく出力が出ているのではないかと。

確かに空冷エンジンって熱膨張を踏まえてクリアランス公差が大きめなハズ。
さらに、私のブロンコは走行距離3万kmとなっているので、シリンダー、ピストンリングの摩耗もそれなりにあるでしょうし……それらもあって、効果を体感しやすかったのかも。
ということは、同じ理屈で過走行のエンジンにも同じ効果があるのではないでしょうか。
いつもゆったり良い意味でダルなブロンコのエンジンが、キビキビとしたレスポンスの良いフィーリングに変化し、1日楽しくライディングできました。

空冷単気筒バイクだからこエンジンオイルにこだわってみる

正直オイルの粘度を変えただけで、ここまで変化が実感出来るとは思っていませんでした。もちろん、アッシュオイル本来の性能の高さもそれを後押ししているのでしょうけれど(アッシュオイル全般として、ベースオイルの「油膜の強さ」が特徴だといいます)。

セカンドバイクで空冷単気筒。
「まあ、動けば何でもいいか」
「ファーストバイクがあるからあまりお金も掛けられないし、オイル代も工賃もったいないし」
……なんて考えがちですが、仕事や家族サービスなど忙しい中、せっかく時間を作って楽しんでいるバイクライフ。グッドコンディションでバイクに乗らないのは趣味の時間がもったいない!

オイルにかかる負担の大きい小排気量ですが、半面、オイル量は少ないので懐には負担をかけず上質なエンジンオイルを使えますし(ブロンコの場合1Lなので1缶=2280円)、効果も感じやすいのではないかと思います。

アッシュオイル「PSE」はエステル+鉱物油の部分化学合成油ですが、それでいて100%化学合成油に匹敵する潤滑性もあるのだとか。

毎月お小遣いの中でやりくりしてバイクを維持しているので、自分と同世代の方々と同じようなバイクライフとか思います。そうした面でも、参考になれば幸いです。

私の固定概念を覆し、メーカー指定値より高粘度に変えたエンジンオイル交換は有効……というか、新鮮な体験でした!

レポート&写真●八重洲出版・営業Y まとめ●モーサイ編集部・上野

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TEL:075-644-4176(ジェイシーディジャパン)
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