ホンダから2020年秋冬の純正ウエアが発表されました。
2020年秋冬の純正ウエアはホンダのFUNモデルバイクの世界観を体感するアイテム、二輪の楽しさを感じられるライディングウェアとして、これまで以上に機能やデザインに重点を置いたものとなっています。
特徴は、ライディングウエアとしての安心、安全の機能に加えて、ライダーの声を反映したデザインや、ライディングに適したサイズ感を与えられている点。さらに、車両のタイプに合わせて、ウエアのデザインや機能性を変えている点も特徴と言えそうです。

スポーツモデルやアドベンチャーに分類される商品は機能性を、オーセンティックやカジュアルに分類される商品はファッション性を──と、センスよく磨き込まれているので「愛車に合わせて着てみたい!」と思えるアイテムに出会えそうです。
特にタウンユースを意識したカジュアル方向の商品群は、肩やヒジの部分にプロテクター類を装備しながらも、バイクを降りてそのままシティユースに使える気軽さを実現しており、よりファッショナブルに仕上がっています。
当記事では、車両のタイプや車種に合わせてホンダがお薦めする2020年秋冬の純正ウエアを紹介していきます。
アドベンチャーモデルにマッチングする「ドライマスターシリーズ」

CRF1100Lアフリカツインなどを始めとするアドベンチャーモデルにピッタリマッチするのが、「ドライマスターエクスプローラーオールシーズンジャケット」です。

アールエスタイチとのコラボレーションモデルで、レインウェアと同等の透湿防水性を誇る素材「ドライマスター」による表面の撥水機能(初期耐水圧:10,000mm/cm2)と内部の透湿性に加え、アウター内側には速乾性素材「T-DRYメッシュ」を採用して快適性を確立。スソと腰にはフィッティングアジャスターが付き、ライディング時のバタつきを防止してくれます。

また、胸と背中には大型のベンチレーションを採用し、走行風の効果的な導入と排出が可能。着脱可能で単体でも使用可なインナー付きでスリーシーズン対応なのも嬉しいポイントです。
価格●3万6300円 サイズ●WM、M、L、LL、3L(3Lのみ価格は3万7400円) カラー●カーキ、ブラック

ジャケットに合わせてコーディネートしたいのは、同じくドライマスター&T-DRYを用いた「ドライマスターエクスプローラーパンツ」。
太もも前側に大きなベンチレーションが設けられているほか、アジャスト機構もしっかりあって、価格は2万7280円〜2万8380円(サイズにより異なる)です。
ツーリング系モデルにマッチするカジュアルテイストのウエア
400Xなど、ツーリングモデルにピッタリなウエアも登場しました。
長距離の旅も快適に過ごせる充実した機能性を備えつつ、旅先で街中を観光する際などにも自然に溶け込むカジュアルなデザインといういいとこ取りのウエアです。
冬の定番モデルに新色追加!「プロテクトソフトシェルパーカー」

「プロテクトソフトシェルパーカー」はホンダ純正ウエアのなかでもベストセラーを誇るウインタージャケット。
街乗りにも使えるカジュアルテイストに仕上げられたパーカーですが、素材には透湿防風素材を使用。肩やヒジにはCE規格のプロテクター、着脱可能な保温インナー等を装備するなど、バイクウエアとしての機能は本格派。
新色のベージュのほか、ブラック、ディープオリーブで計3色のラインアップとなりました。

胸と背中にはファスナー式のベンチレーションもあって、季節や天気の変化にあわせて温度調節が可能。伸縮性のある生地で、軽い着心地も大きな特徴です。
価格●2万5850円 サイズ●S、M、L、LL、3L(3Lのみ価格は2万6950円) カラー●ブラック、ディープオリーブ、ベージュ(新色)
ストリートスタイルと旅を融合させた「スウェットパーカ」

普段着としても着られる柔らかい素材を使用した、着心地の良い「スウェットパーカ」ですが、なんと肩と腕、背中には防弾素材としても使われるアラミド繊維(商標名は「ケブラー」)が組み込みこまれているのです!
そのうえ、こんなカジュアルな見た目にもかかわらず、背中、肩、ヒジにはプロテクターも装備という安心の内容となっています。

エリの内側にはファスナーが付いていて、そこにフードを収納することもできるので、走行時のバタつき対策もしっかりされています!
価格●1万7380円 サイズ●S、M、L、LL、3L(3Lのみ価格は1万8480円) カラー●グレー、ブラック
次ページ:2020年話題をさらったハンターカブやCBR1000RR-R&CBR600RRにピッタリなアイテムも!
1
2