バイク用バッグのラインアップの豊富さでは右に出るものがないのが、タナックスのモトフィズ。多彩なバッグを数多くリリースするからこそ、他に類のない個性的なアイテムも登場するのだろう。
その最たる例が今回紹介するキャンプテーブルシートバッグだ。
MOTO FIZZキャンプテーブルシートバッグ(中央)
価格:3万9600円、サイズ:54×37×30(各cm)、容量45L、カラー:カーボン柄、ブラック、ブラウン
ツアーシェルケース2
価格:3万6300円、サイズ:42×22×30(片側、各cm)、容量:20L(片側)、カラー:ブラック、アクティブオレンジ、ヘアラインシルバー、カーボン柄
キャンプをするとき、テーブルがないと食器や飲み物は地面に直置きとなる。しかし、天板を開き付属する2本の脚を取り付けるだけでテーブルになるこのバッグを使えば、キャンプの快適性をグッと高められる。
テーブルのサイズは43cm×38cmで、高さは30cm。ビニール袋も掛けられて利便性も高い。
バッグとしての性能も十分だ。本体部分の内寸は幅53cm×奥行き35cm×高さ19cm、容量は45Lもあり、幅と奥行きは同社のキャンピングシートバッグ2よりも広い。さらに、付属のホルダーベルトを使ったり、Dリングに別売りのツーリングネットVやキャリングベルトを掛ければ長尺物も固定可能。底面以外をハード素材としているため型崩れの心配もない。
キャンプテーブルシートバッグの容量は45L、ツアーシェルケース2は片側20L。組み合わせれば85Lという大容量を作り出せる。
キャンプで必要となるアイテムは、テントやマットといった長さのあるもの以外はほぼ全て収納できた。長尺物も上部に固定可能だ。
必要な性能をしっかりと備えつつ、テーブルになるというアイデアを付加したこのバッグ、これからキャンプツーリングデビューを目指す人ならチェックすべきアイテムだ。
バッグを外した後は、固定用ベルトを付属の「接続バックル」でまとめればベルトが垂れ下がらず、安全にバイクを移動させられる。
シートに固定したときの左後端にドリンクホルダーを装備。バイクから降りた後、バッグを開けることなくすぐに水分補給できる。
サイドバッグをつないで使うアルミ製テーブルも登場
ツアーシェルケース2のバックルに接続することで左右のバッグを連結し、テーブルにできる。アルミ製なので熱いマグを置いても平気だ。ケース内にピッタリと納められるサイズで、傷付きを防ぐための収納袋も付属。
価格:4290円 素材:アルミ(アルマイト処理)
キャンプテーブルシートバッグ同様にこちらもビニール袋を掛けることが可能。サイズは幅37cm×奥行24cm×厚み1.2cm、高さは30cm。