スポーティなバイク向け!? 軽量簡単ながら安定した装着感
ソフトタイプのサドルバッグは、リーズナブルな導入コストに加えて本体の軽さも魅力だが、左右のバランスを整えながら車体にしっかり装着するのは意外と面倒。「このベルトってどうやって使うんだっけ……」なんてこともよくある。一方でハードタイプのパニアケースは、ベース部さえあれば車体との脱着は非常に楽だが、ケースの重さが気になるし、ルックスに気軽さがない。
というように一長一短なソフトタイプとハードタイプの長所だけを集めて設計されているのが、ドイツのSWモテック社が手掛けるサドルバッグのブレイズだ。

耐久性に優れた1680Dバリスティックナイロン素材を用いたバッグ本体は、寸法が14×30×44cmで、片側約1.2kgとかなり軽量。通常時は片側14L容量だが、サイドジッパーを開けると21L容量に拡大できる。夜間の被視認性を高めるリフレクターやアウターポケットも備える。製品には、車種専用設計のサポートアームに加えて、防水インナーバッグが付属する。価格は5万1700円〜5万5000円。
そもそもはスポーティな車種にサドルバッグを装着するために開発されたシリーズで、車体に装着したサポートアームをバッグに差し込んでバックルを留め、左右のバッグを結合するだけで搭載を完了させられる。出発前の準備や宿泊先での脱着は非常に簡単。

左右セットのバッグに付属するサポートアームは、車種ごとの専用設計。タンデムステップやシートフレームを活用して、車体に固定する。

サポートアームは、クイックロックシステムにより車体側のベース部から簡単に取り外せるので、バッグを使わないときもスタイリッシュ。
バッグ本体と車種専用設計のサポートアームがセット販売され、ミドルクラス以上を中心とした国内4メーカーやBMW、トライアンフ、ドゥカティ、KTMに対応。スポーツ系のフルカウルモデルやネイキッドだけでなく、ホンダのCB1100やトライアンフのストリートツインなどネオクラシック系の一部機種にも設定がある。
ちなみにバッグメイン荷室には、トップフラップのダブルジッパーを開けてアプローチ。車体搭載時にオープンしても荷物がこぼれず、これも快適ポイントなのだ。

サポートアームをバッグ裏側にあるホールに差し込み、バックルで固定し、左右バッグのフラップを面ファスナーで結合するだけで搭載完了。
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