「ノンポリマーで、粘度低下が低い」という特徴を持つJCDプロダクツのアッシュオイル。
同社ではフォークオイルやブレーキフルード、各種添加剤もラインナップしているが、主力はバイクを動かすのに必要不可欠なエンジンオイル。今回は二輪用グレードの”MOTO-SPEC”を中心に各エンジンオイルを紹介していきたい。
■植物由来のハイエンド、化学合成油FSE MOTO-SPEC
100%植物由来のエステル合成油をベースに、JASO(日本自動車技術協会)のMA規格(4ストバイクに適合するオイル品質・摩擦特性の規格)取得用添加剤を使用したFSE。本格的なレースからツーリングまで、幅広く活躍するオールマイティオイル。粘度は10W-40、10W-50。価格は5368円(1L、税込。以下同)
■ハイスペック&ロングライフ、化学合成油FS MOTO-SPEC
ポリアルファオレフィンとエステルオイルを混ぜて作られたFS。レースにも対応可能な粘度性能を保ちながらも、高いロングライフ性を両立させている。粘度は10W-40、10W-50、15W-50の3種類。価格は3718円。
■お手頃価格で幅広く対応、化学合成油VSE MOTO-SPEC
鉱物油を分子レベルで分解し、組み替えたVHVI(高粘度指数基油)をエステル合成油に配合したVSE。スポーツランから普段使いまで、手頃な価格でマルチに活躍してくれる。粘度は10W-40、10W-50。価格は3047円。
■旧車にもマッチする、部分合成油PSE MOTO-SPEC
鉱物油と石油系のエステルオイルを配合して作られた部分合成油のPSE。クリアランスの広い旧車や欧州車とも相性がよい。粘度は10W-40と10W-50。価格は2508円。
そのほか同様のコンセプトで作られた分離給油用2ストオイルの2TCSもある。
■ビンテージハーレーなどに必須!鉱物油MO
“MOTO-SPEC”のグレード設定はないが、鉱物油であるMOは、ハーレーを始めとした外車オーナーや旧車乗りから支持されている。粘度は10W-40と20W-50で、価格は前者が1815円、後者は1925円。
ちなみに、エステル系オイルの弱点として、加水分解を起こしやすい、というものがある。が、それはひと昔前の(あるいは粗悪品の)こと。アッシュオイルを含め、最近の”きちんとした”エステルオイルでは、分子構造を複雑にすることで、水を侵入しづらくして加水分解しにくくなっているそう。
バイクシーズン到来前のメンテナンスとして、アッシュオイルを次のオイル候補としてみてはいかがだろうか?
CONTACT
問い合わせ先 | JCD PRODUCTS(ジェイシーディプロダクツ) |
---|---|
電話番号 | TEL075-644-4176(ジェイシーディジャパン) |
URL | http://www.jcd-products.com |
URL | http://www.yaesu-net.co.jp/yms/ |