石川県金沢市で2009年に設立された新興ブランドながら、カーボンファイバー製を含む多彩なヘルメットを展開するウインズジャパンが、スタイルチェンジできるアーバンクロスオーバーモデル「G-FORCE X(ジー・フォース・エックス)」を今年新発売。別売りのシールドやフェイスガードを導入することでさまざまなスタイルを楽しめるのが最大の魅力だ。
帽体はグラスファイバー素材にあらかじめ樹脂を浸透させた熱硬化性プリプレグ繊維シートを用いた、強靭かつ軽量なドライファイバーシェル構造。内装はフル着脱式で、別売りパーツでのサイズ微調整もできる。
シェルデザインは一般的なオープンフェイスヘルメットと同様で、標準装備のクロスバイザーを外してシールドを装着すれば既存モデルの「G-フォース SSジェット」と同じスタイルに。その状態にフェイスガードを加えるとフルフェイススタイルにチェンジできる。また、クロスバイザーを装着した状態で社外品のゴーグルを組み合わせれば、よりオフロード寄りのスタイルにもなるのだ。
標準のスタイルはクロスバイザーとインナーバイザーのみのオープンフェイス仕様。インナーバイザーはライトスモークも同梱され、場面に合わせて変更可能だ。気分や使用環境に合わせて、ヘルメットの着せ替えを楽しもう!
WINS G-FORCE X

価格:3万3000円(単色)、3万6300円(グラフィック)
夏頃発売予定
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
カラー:マットディープブルー、アッシュグレー、ストーングレー、アイアンレッド×ブラック
クロスバイザーの角度は調整可能
オプションのシールドの装着には標準装備のクロスバイザーと同じベース部を活用する。いずれの装着作業にも工具は不要で、慣れれば数十秒でできるようになる。
クロスバイザーの角度は3段階で変更できるが、下の写真3つ目はバイザーの脱着用に設定されたもので、空気抵抗を強く受けてしまうためこの状態での走行は非推奨とのこと。
写真上2つのいずれかで、日差しや前傾姿勢の程度、空気抵抗などの状況に応じて調整しよう



頭頂部にベンチレーションを搭載

スタイルチェンジの一例を紹介



photo:永田まさお