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A.S.H.(アッシュ)オイル「VSE」を新車に近いSV650に!最高のコンディションをそのまま維持!【A.S.H.クオリティの真髄20】

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■アッシュオイルシリーズでは中間グレードである「VSE」を、まだ走行距離が少ないSV650に入れてみた

ベテランライダー×アッシュオイルのリレーテスト! 最新水冷エンジンとの相性を確認!

「ノンポリマー組成」により、使い続けても粘度が落ちない=一般的なエンジンオイルと比べて飛躍的なロングライフを実現している二輪用エンジンオイル「A.S.H.(アッシュ)オイル モトスペック」シリーズ。
当企画では、読者に近いスタンスでのオイルレビューをお届けすべく、年式も方向性も異なる3台の車両を所有し、サンデーレースから公道ツーリングまで、様々なスタイルで「バイクを走らせる」ことを楽しむベテランライダー・望月氏の協力で、アッシュオイルの複数グレードを使ったテストを実施してきた。
テストを行う車両とグレードの組み合わせは以下のとおり。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

1 スーパーカブ90×アッシュオイルモトスペックPSE(左)
2 GSF1200×アッシュオイルモトスペック FS(右)
3 SV650×アッシュオイルモトスペックVSE(中央)

これまでに2回のテストを実施し、スーパーカブ90とベーシックグレードPSEの組み合わせでは「最高速が伸びる」、GSF1200と公道用ハイグレードFSの組み合わせでは「シフトタッチが顕著に滑らかに」という有意な体感が得られている。

そして今回はいよいよ3台目、SV650とVSEでのテストとなる。
VSEは価格と品質のバランスがよく、比較的リーズナブルな価格でありつつエステル由来の強固な油膜を持つのが特徴。幅広いレベルの公道走行はもちろん、走行会レベルのサーキット走行にも対応しうる懐の深さが魅力だ。

一方、SV650の購入後、望月氏自身のオイルチョイスは、購入店で薦められた「純正オイル同等の汎用品」。2009年式のスーパーカブ、1996年式のGSF1200では、年数を経た車体であることから、オイルチョイスにそれなりに注意を払っていたようだが、今回紹介する2021年式のSV650に関しては「最新の水冷エンジン車」であることから、前の2車ほど神経質になっていないとのこと。

「まだ新しい車体、かつ走行距離も少な目なのでコンディションは上々。これまでにトラブルはいっさいない。だからこそ、アッシュオイルに期待したいのは『新車のエンジンコンディションを長く維持してくれる』ことになるととらえている」

SV650でのテストを前に、望月氏はこのように語ってくれた。

セルフメンテナンスの定番・オイル交換で、愛車のエンジンコンディションを観察する

SV650のオイル交換作業は、今回もショップに依頼することなく、望月氏自身の手で実施した。購入から2年以上経過しているが、既存所有のGSF1200と並行してクローズドでの走行を視野に入れて導入した車体なので、2023年秋に交換を実施した時点で、オドメーターの数字は1万kmに達しておらず、やや控えめな走行距離だ。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

新車に近いコンディションであるため、交換前に抜き取った古いオイルは使用感がありつつもまだ透明感が残っている。このことからも、エンジン内のスラッジ等が極めて少ない、良好なコンディションであることが読み取れる。
捨ててしまう廃油だが、物言わぬ愛車の情報を読み取れる大切な情報源のひとつなのである。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

SV650のオイル量は全3L。
オイル交換時2.4L、フィルターまで交換する場合は2.75Lで、現行の同等排気量車種であればオイル量はだいたいこの程度。メーカーではエンジンオイルの粘度は10W-40を推奨しており、交換に用いるアッシュオイルVSEもこれに沿って10W-40を選んでいる。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

自宅でのオイル交換時には、このようなじょうごを使うと手軽に交換できる。
ただし、オイルジョッキを使って交換するよりも量の管理が甘くなりがちなので、オイル点検窓を見ながらオイル量が規定内に収まるようしっかりチェックしながら交換すること。

現代のオートバイと一般的なライダーの「リアルユース」で、オイル管理の最適解を考える

なお、キャリアの長いライダーでは、オートバイのエンジンオイル交換の頻度を「3,000km走行、もしくは半年に1度」と覚えている人が多いのではないだろうか。
近年の車体では、オイル交換のスパンが長く設定されており、「6,000~10,000km走行、もしくは1年に1度」となっている。これは車体構造の精度と、ケミカル類の全体的なクオリティがともに向上していることによると考えられる。
SV650も同様で、推奨交換頻度は「6,000km走行ごと、もしくは1年に1度」となっている。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

ライダーにとっては、オイル管理がより容易になるうえ、交換回数が減ればコスト面でもメリットがあるという喜ばしい変化なのだが、その分「うっかり交換忘れ」が発生しやすいともいえるので注意したい。
考えようによっては、交換頻度が減って維持コストが下がる分、アッシュオイルのように高品質なオイルを奢ってやり、愛車のエンジンを日常的にケアしていくというプランを立てるのも有効ではないだろうか。

なお、余談にはなるが、レースユースの場合、よりエンジンに苛酷な環境下での使用となることから、公道想定のオイル交換スパンとは違った考え方をする必要がある。
望月氏の場合、以前サーキット専用にしていたGSX-R600では走行3時間ごとに交換、GSX-R125では500kmごとに交換、オイルフィルターも毎回交換と、GSF1200やSV650と比べてはるかにシビアなオイル管理を行っていたそうだ。

幸いにも彼自身はオイル要因によるトラブルは未経験ということだったが、レース仲間がオイル交換スパンを多少長く取るようになったとたんにエンジンバルブまわりにトラブルを起こしたという情報を耳にしたこともあるという。

クローズド用車体においては「オイルに起因するトラブルは絶対に起こさない」という方針で信頼性の高いオイルをチョイス、交換スパンを管理してくのが、「草レーサー」であっても常識なのだそうだ。

かっちり感あるシフトが好印象のアッシュオイルVSE

SV650にアッシュオイルVSEを入れての実走テストは、今回もゆるい「街乗り」と、エンジンにそれなりの負荷をかける「サーキット走行」の両方で実施した。

【A.S.H.クオリティの真髄20】

交換後の体感について望月氏に尋ねてみたところ、
「なにぶん、SV650は新車に近い状態でコンディションが良すぎる。現状が最良に近いわけだから、カブやGSFでアッシュオイルを使い始めたときのように目をみはるような変化は感じられなかった」
との返答があった。

アイドリングからアクセルをあおったときの回転の上昇感は、SVらしく軽やかで鋭いもの。振動や、メカノイズといった面でも大きな変化はない。
また、シフトフィールにも不自然さはなく、タッチは「やや固い」と感じる手応えで節度感があるもの。GSF1200では、アッシュオイルFSへの交換後「シフトタッチが従前より滑らかになりすぎて面食らうほど」というインプレをもらっていたが、それとは質の違う「カッチリ感」が好印象だった、とのことだ。

また、GSF1200では長い渋滞区間を通過した後、シフトフィールがわずかに固くなるという変化が出たが、SV650では渋滞でエンジンが過熱した後もシフトフィールには変化がなく、良好な状態が維持されているそう。
「とはいえ、ビッグエンジンかつ油冷のGSFと、ミドルサイズ水冷のSVを単純に比較してはいけないと思うけれどね」

【A.S.H.クオリティの真髄20】

1年に数回のサーキットならVSEで!

続いて、「しっかり回したときのインプレ」を取るため、GSF1200同様サーキットへ。3月中旬、鈴鹿サーキット東コースでの走行会に参加してテストを実施した。
なお、サーキット走行に際して一部パーツを変更しているGSFとは異なり、SV650はフルノーマルの状態で走らせている。

「クローズドなのでレブ手前までしっかり回し、それなりに負荷をかけて走ったけれど、公道と変わらずエンジンの印象は『高めコンディションで安定』。悪さをしている感じはいっさいないし、水温も安定していて熱ダレもなし。VSEはアッシュの中では中間グレードということだが、このフィーリングなら、サーキットに持ち込む前にわざわざ上位グレードに交換する必然性は感じず、必要充分な仕事をしてくれている印象だ。中間グレードでこの感触なら、『サーキットで、年に何回かファンライドを楽しみたい』層に、VSEはいいチョイスなのではないか」

【A.S.H.クオリティの真髄20】

アッシュオイルの製造発売元であるJCDプロダクツからの公式情報としては、レースシーン(サーキット)に推奨されるのはFS以上のグレードだが、実走を経ての望月氏の見解は、ファンライドレベルのサーキット走行なら、VSEでも充分にエンジンをケアしながら走れる、というもの。

もちろん、アッシュオイルの本領は「ノンポリマー組成により全グレード粘度低下率ゼロ=長期間・長い距離を乗り続けてもフィーリングが変わらない」というロングライフにある。望月氏もそれを踏まえたうえで、
「スーパーカブ、GSF1200、SV650とも、メーカーが謳うアッシュオイルの真価を感じるにはまだまだ走行距離が足りない。これまでテストした印象から、少なくとも1年以上はかけて変化を観察していく必要があると感じている。気の長い話になり申し訳ないが、もっと走り込んで、まだまだ時間をかけて、アッシュオイルを正しく評価していきたいと思う」
と笑顔で話してくれた。

レポート&撮影●増田恵子

問い合わせ●ジェイシーディジャパン TEL075-644-4176

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○ジェイシーディプロダクツ
http://www.jcd-products.com/

○「A.S.H. Motor Oil Series」メーカー希望小売価格
FSE 10W-40・10W-50 6,160円/1L
FS 10W-40・10W-50 4,092円/1L
VSE 10W-40 3,234円/1L
PSE 10W-40・15W-50 2,739円/1L

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