2024年3月15日〜17日の日程で開催されている大阪モーターサイクルショー。タナックスのブースで、スポーツモデルにぴったりの新作サイドバッグと、話題のスマートライドモニターの新バージョンに注目だ!
カービングシェルケースSS
タナックスブースでカワサキ ニンジャZX-25Rに装着されていたのは「カービングシェルケースSS」。
フルカウルのスポーツモデルはタンデムシートやシートカウルがとても小さく、しかも平面ではなかったりする。さらに荷物を固定するポイントも皆無で、バッグ積載の難易度はかなり高い。
特にキャンプに使うような大型のシートバッグだと、走行中の荷崩れのリスクも高くなる。
そんな積載の不安解消に役立つのが「サイドバッグ」だ。
新作となる「カービングシェルケースSS」は、タナックスのシートバッグのなかでも特にコンパクトなのが特徴。お尻の小さなスーパースポーツモデルのスタイリングを邪魔しないサイズ感になっている。
それでいて天面はフラットかつタンデムシートと「ツライチ」になるので、その上に大型シートバッグを乗せても安定するというわけ。
もちろん、単体での装着もかなりスタイリッシュ。外側がハードパネルになっているのもスポーティだ。
小振りなので容量はそれなりだが、カッパやペットボトルのドリンクなどは余裕で入りそうだった。
また、テールランプを隠さないような形状で安全安心。
スポーツタイプのバイクでツーリングするライダーはぜひチェックしてほしい!
このカービングシェルケースSSは参考出品。予価は3万5200円とのことだ。
SRS-015 スマートライドモニターAIO-5 Play
もう一つの注目アイテムは、スマホ連動のスマートモニター「SRS-015 スマートライドモニターAIO-5 Play」。
スマートモニターとは、Android AutoやAppleCarPlayを経由してスマホのナビや音楽、通話、メッセージなどのアプリが使えちゃうモニターのこと。スマホホルダーなどでバイクにスマホを取り付けると振動で壊れることもあった。しかしこのモニターを使えばスマホはバッグやポケットに入れておけるので安心である。
昨年発売された「SRS-001 スマートライドモニター AOI-5 Lite」は前後ドラレコがセットになり、その映像をモニターに映せるほか、死角検知など機能てんこ盛り仕様だった。新登場のSRS-015はドラレコ機能を除外した純粋なスマートモニターとなる。
価格はドラレコ付きのSRS-001が8万2500円だったのに対し、ドラレコなしのSRS-015は5万5000円。
すでにドラレコを装着している人や、スマートモニターの機能だけ欲しい人にとっては、「待ってました!」の新製品だろう。
文と写真:太田力也(編集部)
タナックス株式会社
https://www.tanax.co.jp/