酷暑でもガマンしなくていい
ライディング中に一番蒸れると言っても過言ではない“靴の中”。
プロテクション効果を高くするために硬い素材が使われ、隙間が無いように作られているライディングシューズはどうしても蒸れてしまうし、汗による悪臭や不快感が付き物。
それらを打破できるのがメッシュ素材を使用していたりベンチレーション機能があるライディングシューズ達だ。
夏に対応した各メーカーの人気アイテム、新作アイテムの数々を紹介していく。
※本記事はMotorcyclist2019年7月号に掲載されていたものを再編集しています。
高い防護性も兼ね備える
DAINESE
モーターシュー D1 エアー
耐久性を高めつつ軽さも両立させるため、ポリアミド製ファブリックやマイクロファイバー素材を使用し、メッシュ生地により蒸れを防いだのがこのシューズ。
旧モデルに対し、シフトガードがラバー製に変更され、ヒールカウンターなどにも改良が施されている。
●カラー:ブラック×フルオイエロー×アンスラサイト、ブラック×ブラック×アンスラサイト、ブラック×フルオレッド×アンスラサイト
●サイズ:39~46(24.0㎝~30.0㎝)
夏の定番シューズに新色登場
GOLDWIN
GSM1053 メッシュライディングシューズ
高い通気性を持ち表面にはクッション性を備えるダブルラッセルメッシュのアッパー、耐久性に優れる牛革製のシフトガードなど、それぞれの部位ごとに最適な素材を採用したミドルカットシューズ。
今季モデルでは新色として写真のタンカラーが追加された。
●カラー:タン、ブラック、ブラック×レッド
●サイズ:23.0㎝~30.0㎝
高い強度と通気性を両立
TAICHI
RSS008 BOA ラップ エアー ライディングシューズ
夏の暑さに対応するため、立体エアスルーメッシュとアウターメッシュの二重構造を採用。
優れた通気性だけでなく高い強度も確保したミドルカットモデルだ。
アウターにファスナーを、シューレースにボアシステムを使用しており脱ぎ履きがしやすいのも特徴。
●カラー:スラッシュネイビー、カモフラージュ、ブラック×ホワイト、ブラック×レッド
●サイズ:23.0㎝~29.5㎝(※サイズにより選べる色は異なる)
高いフィット感を実現
KUSHITANI
K-4576 フローシューズ
パンチングメッシュの撥水牛革を使用することにより、高い耐久性と心地よい通気性を両立。
さらに、ボアのワイヤーレースシステムを用いてフィット感も高めている。
ソールにはグリップ性能が高く耐久性にも優れるビブラム社の「GUSHION」を採用する。
●カラー:ブラック、レッド、グレー、オリーブ
●サイズ:23.0㎝~28.0㎝
カジュアルでも十分な防護力
GAERNE
ボヤージャー デニム
デニム生地を用いてカジュアルさをより高めた、スニーカースタイルのシューズ。
かかとにはプロテクターを装備し、つま先にもカップ型のガードを備えるなど保護性能は十分。
同シリーズにはレザータイプや防水透湿素材のゴアテックスを用いた仕様もある。
●カラー:インディゴブルー
●サイズ:26.0㎝~29.0㎝
脱ぎ履きがとても簡単
ROUGH&ROAD
RR5837 ラフライディングスニーカー
スニーカーそのものと言いたくなる、カジュアルなライディングシューズ。
左足にはシフトガードを、くるぶしの内側にはパッドを備えて保護性を高め、かかとには反射材も採用。
インサイドに通気性を高めるベンチレーションを装備して蒸れも防止する。
●カラー:ワイン、ブラック×レッド、ブラック、ブラック98、グレー、アイボリー×ブルー、アイボリー×レッド、ネイビー
●サイズ:23.0㎝~28.0㎝(1㎝刻み)
→:【アイテム選びで旅をもっと快適に:その3】"通気性抜群"フットウェア(後編)(順次公開)