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バイク乗り専用設計「ライダーウォッチ」普通の腕時計と何が違う?

スキューバダイビングには「ダイバーズウォッチ」、登山には「クライマーズウォッチ」、ライディングには……?

優れた耐水圧性能を持つ、スキューバダイビング用の「ダイバーズウォッチ」や標高計などを備える登山用の「クライマーズウォッチ」など、腕時計には用途に応じて様々な種類が存在します。

そんななか、「バイク乗り専用設計の腕時計」も存在するのをご存知でしょうか。この記事では、国産時計メーカーであり、国内で唯一防衛省共済組合登録商品ともなっている自衛隊時計、高圧潜水にも耐えるプロ用ダイバーウォッチなどを手掛ける「KENTEX」のライダースウォッチ「MOTO-R」(モトアール)が、一般的な腕時計とどんな点が異なるのかを紹介します。

「KENTEX」の店舗。

バイク業界を巻き込み、現場の声を聞いて開発された「MOTO-R」

「MOTO-R」は「ライダーにとって使い易い腕時計を作ってほしい」というKENTEXユーザーのリアルな声に応える形で、2016年から製品開発をはじめたメイドインジャパンのバイク乗り専用設計スポーツウォッチ。

2017年からは、ダートトラックプロライダーの大森雅俊選手の活動サポートや、全日本ロードレース選手権への協賛などを通じて、バイク業界の関係者を巻き込む形で製品開発が進められ、2018年にクラウドファンディングにより、当時国産腕時計として最高額となる1228万9600円もの支援を集めて、製品化が実現しました。

2018年に製品化をしてからは、二輪イベントへの参加やJSB1000やST1000で活躍する渡辺一馬選手のレースサポートなどを通じて、二輪業界の様々なフィールドで「MOTO-R」ユーザーの輪を広げています。

バイク業界を巻き込み、現場の声を聞いて開発された「MOTO-R」。

腕時計の設計常識を見直し!! ハンドル操作を妨げないためリューズを左側に

徹底的なライダー目線からこれまでの腕時計の常識を見直しているのが特徴で、例えばリューズ(時刻や日付の調整、MOTO-Rはクォーツ式ですが、機械式時計の場合にはゼンマイの巻き上げなども行う時計の主要部分で、多くの時計ではベゼルの右側にネジがついている)の位置はハンドル操作を妨げないように一般的な時計とは逆のベゼル左側(文字盤9時側)へ。

一般的な時計ではリューズがついているベゼル右側(文字盤3時側)は突起がありません。
装着時にはリューズやボタン類がライダー側を向くため、グローブなどに干渉せず、ハンドル操作を妨げません。

また、一般的な腕時計は振動に弱く、走行中に受ける振動で時計が狂ってしまうこともありましたが、「MOTO-R」は独自の耐振・耐衝撃構造により、ライドシーンでも安心して使用できる設計となっています。

時計内部のムーブメント(駆動機械)には、振動を感知して歯車の回転を制御する「ショックディテクションIC」が搭載され、バイクの振動で起こる針滑りや時間ずれなどを防ぐ機構が備わっています。さらに、内蔵する衝撃吸収リングで強い衝撃からもムーブメントを守ります。 この二重の耐振・耐衝撃構造により、単気筒エンジンなどの振動が大きなバイクでも長時間安心して着用できるのです。

振動を感知して歯車の回転を制御する「ショックディテクションIC」や衝撃吸収リングを備えた耐震構造。

さらに時計のトップガラスは、ダイヤモンドに次ぐ硬さのサファイヤガラスに無反射コーティングを施す本格仕様で、傷つかず、反射を抑えることで、常にクリアな視認性を確保します。防水性は10気圧防水仕様で。走行中の突然の雨でも安心の防水設計です。さらに夜間の視認性も、強畜光塗料が塗布されたインデックスと針でしっかりサポート。

トップガラスには硬いサファイヤガラスを使用。無反射コーティングで、昼のライディング中も文字盤が見やすくなっています。強畜光塗料が塗布されたインデックスと針で夜間の視認性も確保。

デザインにもカーボン柄の素材やエンジン、ブレーキディスクのモチーフを取り入れ、メカニカルかつスポーティーなスタイルに仕上げています。

「バイクと同じようにカスタム」が可能

また、2021年にはユーザーからの「バイクと同じように時計もカスタムしたい」というリクエストに応えるべく、SPカスタムモデルが誕生。

「MOTO-R SPカスタムモデル」の本体は、16種類もの分解可能なパーツで構成され、その全てでデザイン、カラー、そして素材までも自由に選んでカスタムすることができます。そのカスタムバリエーションは、なんと1000億通り以上。

各パーツは、ステンレスやチタン、カーボン、アルミニウムといった異素材のデザインバリエーションが用意され、組立ては市販のトルクスドライバーを使って自身で簡単に行うことも可能。バイクと同じように、購入してからもカスタムが楽しめる腕時計は業界初で、「機械好き」が多いライダーを満足させる仕掛けです。

公式サイトでは注文前にカスタムのプレビューが可能で、選ぶパーツに応じて完成品の「総重量」が表示されるのも「車重」「軽量化」に注目しがちなライダー心をくすぐる仕様になっています。

「バイクと同じように」カスタムできるのが特徴の「MOTO-R SPカスタムモデル」。組み合わせは驚異の1000億通り以上。
組立ては市販のトルクスドライバーを使って自身で簡単に行えます。
公式サイトでは注文前にカスタムのプレビューが可能。選んだパーツに応じて合計金額が表示されるほか「重量」が表示されるのも、「車重」「軽量化」に注目しがちなライダー心をくすぐります。

選べるモデルも色々「MOTO-R」

MOTO-R Naked Edition(3針モデル)

MOTO-Rの特徴である機能的な設計はそのままに、ネイキッド系バイクの「荒々しさ」を表現したケースとSTAMPED METAL(プレス加工で表面に模様を付けた金属)の文字盤を採用する「Naked Edition」3針モデル。

ケース径●42mm、厚み●12.4mm、重量●約120g、ムーブメント●日本製クオーツ、防水性能●10気圧防水、カラー●黒✕赤
価格●3万8500円

2020年10月に発売されたMOTO-R Naked Edition S787M-08。価格は3万8500円。

MOTO-R three-hand

MOTO-Rのスタンダードモデル。ベゼルにはブレーキディスクを思わせる精密なエッチングパターンが刻印され、ライダーウォッチにふさわしいスポーティーで精かんなデザインとなっています。

ケース径●42mm、厚み●12.4mm、重量●122g(ラバーベルト装着時)・112g(別売りナイロンベルト装着時)、ムーブメント●日本製クオーツ、防水性能●10気圧防水、カラー●黒✕赤、黒✕青、黒✕緑、黒✕赤(ベゼル黒)
価格●3万1900円、3万5200円(ベゼル黒のS787M-04のみ)

MOTO-R three-hand S787M-01。価格は3万1900円。

MOTO-R chronograph

MOTO-Rのクロノグラフモデル。ベゼルには速度計算が可能なタキメーター目盛りが刻印され、 よりメカ感のあるスタイルに。

ケース径●42mm、厚み●12.4mm、重量●130g(ラバーベルト装着時)・120g(別売りナイロンベルト装着時)、ムーブメント●日本製クオーツ、防水性能●10気圧防水、カラー●黒✕赤(ベゼル銀)、黒✕青(ベゼル銀)、黒✕緑(ベゼル銀)、黒✕赤(ベゼル黒)、黒✕青(ベゼル黒)、黒✕緑(ベゼル黒)、黒✕オレンジ(銀)、黒✕オレンジ(ベゼル燻)
価格●4万2900円〜4万9500円(カラーによって異なる)

MOTO-R chronograph S787X-01。価格は4万2900円。

「バリスティックナイロンベルト」or「裏蓋刻印サービス」プレゼントキャンペーン実施中

ケンテックスジャパンでは、ツーリングシーズンを迎える4月1日から5月31日まで「MOTO-R」を対象としたキャンペーンを開催しています。

「MOTO-R」購入者全員に「バリスティックナイロンベルト」か「裏蓋刻印サービス」をプレザントするもので「MOTO-R SP」は対象外となります。

加えて「MOTO-R」購入者の中から抽選で合計9人にIXON製ライダーグローブ
、革製キーケース、LUBIRD製エンジンオイル 4Lのいずれかが当たるキャンペーンも併催。キャンペーン詳細はこちら

この機会にバイク乗り専用設計の腕時計「MOTO-R」を手に入れてみては。

レポート●モーサイ編集部・中牟田歩実 写真●株式会社ケンテックスジャパン

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