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A.S.H.クオリティの真髄<#16> A.S.H.オイルの最高グレード「FSE」を連続交換で使用!耐久性が高スギで劣化を感じられず……交換しがいがなく嬉し涙!? 

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■新車から23年目、走行距離約4万kmで購入した中古の初期型R1。車体は年式を考えるといいコンディションだが、エンジンの経年劣化を予防する意味でA.S.H.オイル(粘度は純正指定の10W-40)を投入している。

A.S.H.が実現した「全グレード粘度低下率ゼロ」の意味とは?

モーターサイクルオイル、「A.S.H.(アッシュ)」ブランドについては、バイク誌『Motorcyclist(モーターサイクリスト)』、そしてこちらWebの『モーサイ』にて折に触れ紹介、ケミカルの品質にこだわる読者や現役レーサーからも高い評価を得ていることを報告している。ハイクオリティであることをお伝えすべく、これまで様々なインプレを展開している。筆者・増田が所有している初期型YZF-R1、つまり旧型SSでのA.S.H.オイル耐久テストもその一環だ。

A.S.H.オイルには、コンマ一秒を争うレースシーンに最適な、100%エステルのフラッグシップグレードから、ツーリングや旧車のエンジンコンディション維持に適したグレードまで、全4種が二輪用としてラインナップされている。実はこの4種、設定価格にそれなりの違いがあるにも関わらず、全グレードで「粘度低下率ゼロ」という驚異の性能を実現しているのだ。

粘度低下率ゼロとはどういうことか。エンジンオイルはエンジンに投入後、高温高圧の環境下で循環し続け、次第に劣化していく。オイルの劣化の原因には、酸化や水分の混入など様々なものがあるが、特に大きいのが増粘剤として添加されるポリマーの存在だ。

ポリマーは、オイルが高温になった時の粘度を維持するためなどの理由で、エンジンオイルに添加されるメジャーな添加剤だが、高圧下で使い続けると分子がバラバラにちぎれてしまい(せん断)、本来の性能が発揮できなくなるのだ。

そこで、A.S.H.オイルでは粘度低下の原因となるポリマーを使うことなく、ベースオイルの品質にこだわって、潤滑性の強化を追求。これにより、使い続けても粘度が落ちないというオイルの開発に成功したわけである。

ちなみに、ライダーが「粘度低下率ゼロ」の性能を顕著に感じられるタイミングといえば、オイル交換時。通常、劣化したオイルから新品に交換すると、変速ショックが軽減するなどの体感が得られるのだが、使い続けても粘度低下率が変わらないA.S.H.オイルでは、オイル交換の前後でシフトフィールにほとんど変化が出ない。ユーザーからは「乗り続けてもフィーリングが変わらないので、距離で管理しないとオイル交換のタイミングが掴めない」との声が上がるほどなのである。

「驚きのロングライフ!」とウワサのA.S.H.オイル。旧車SSでの耐久テストの経過は……?

筆者の初期型R1にはそんなA.S.H.オイルの中でも、最上位グレードの「FSE」を2021年7月に投入。投入後すぐに

・シフトフィールの著しい改善

・エンジンから発生するメカノイズの低下

・水温の安定

といった効果を体感し、ウワサ以上のクオリティに舌を巻いた。

以降も耐久テストを続け、約1年が経過した2022年6月時点での走行距離は2500km程度。この時点では乗っていて感じるエンジンオイル劣化の兆候はほとんどなし。A.S.H.オイルでは、一般的なエンジンオイルの2倍程度のライフが期待できるため、まだまだ使い続けられる印象だった。

だが、2022年8月のある猛暑日のこと。長い渋滞にハマってしまい、エンジンは1時間以上も冷却ファンが回り続けるほどの過熱状態に陥ってしまった。それ以降、ファンが回るぐらいにエンジンが過熱すると、ギヤがニュートラルに入りにくくなるという不思議な現象が発生するようになってしまった。

さしものA.S.H.オイルも、昨年の猛暑には勝てなかったのか……?と思ったのだが、エンジンが過熱状態にならなければ問題なくニュートラルに入るし、普通に走っていて2~6速での変速時にフィーリングが悪化したり、ショックが大きくなるというわけもない。それどころか、サーキットを走らせたって絶好調だ。

この時点で、前回A.S.H.オイルを投入してから3000kmあまり走っていた。

A.S.H.オイルの性能的には、まだまだ使えるはずだ。とはいえ、「ニュートラル入りにくい病」は乗っていてあまり快適な状態とはいえず、大事を取ってオイル交換を実施することにした。

交換時のひとコマ。廃油パックに排出した古いA.S.H.オイルはまだ透明感があり、それほど劣化してないように見えた。正直、まだ使えたのでは……? と思ってしまう。

交換したのは前回と同じA.S.H.オイル FSEだ。

オイル交換後は、エンジンが過熱状態になってもニュートラルに入れられるようになり、ひと安心した。そして、通常運転時のシフトフィーリングはほとんど変わらない。これはまさに「オイル交換前後でフィーリングに変化がない」と聞いていた通りで、A.S.H.オイルの性能は実証されたといえる。

だとしたら、今回のシフトエラーはいったい何が原因で発生したのだろう? A.S.H.オイルの開発者である岸野氏に、質問を投げかけてみた。

実はまだまだ使えた!? A.S.H.オイル。ポイントは使用シーンを見越した粘度選び

――今回の「エンジンが過熱状態になるとギヤがニュートラルに入りづらくなる状態」について、私自身は「熱ダレ」を起こした状態だろうと捉えたのですが、開発者である岸野さんは何が原因とお考えになりますか?

岸野 その現象は、エンジンの異常過熱によって、その状態のエンジンが要求する粘度に対して、その時入っていたオイルの粘度が足りなくなってしまったために発生したと考えられます。A.S.H.オイルでは、高温高圧下でせん断の影響を受けやすく、粘度低下の要因となる増粘剤のポリマーを使用していません。これが「A.S.H.オイルは粘度低下率ゼロ」の理由になっています。しかし、せん断による粘度低下が起こらない場合でも、オイルの設計上想定された以上の温度上昇が発生した場合、粘度低下は発生してしまいます。これは物理的な作用なので、防ぎようがありません。

――では「水温上昇時にギヤがニュートラルに入りにくい」という症状が出た後も「エンジンが過熱しない状況であれば、シフトフィール・エンジンフィールとも快調」であったのはなぜでしょうか。

岸野 それは、A.S.H.オイルに本来備わっている性状(物理的な特徴)が崩れていないからです。もし、過熱によって性状が崩れてしまった場合、エンジンオイルはそれ以降、本来の潤滑性能を発揮することはできません。一旦エンジンの温度が下がったとしてもシフトフィールやエンジンフィールが回復することはないのです。

――ということは、今回私のR1でオイル交換の必要性は……?

岸野 なかったですね。その状態なら、本来の想定ライフである5000km程度までは使い続けてもまったく問題なかったと思われます。

――本当ですか!?(もったいないことした……涙) では、「ニュートラルに入りにくい」過熱状態になった時はどうすればよかったですか?

岸野 その時だけ、シフト操作をより丁寧に行うように注意すれば問題はありませんよ。

――(涙を噛みしめながら)では後学のために教えてください。極端に暑い夏、極端に寒い冬といった状況が考えられる現代の日本で、バイクのオイル管理の観点からの注意点はありますか?

岸野 これはよくお話ししているのですが、愛車の使用環境と季節性に応じた粘度選びをするといいかもしれません。オイルの粘度選びの基本は、メーカーの指定粘度に合わせることです。でも、都市部で夏は極端な暑さが予想される場合、あらかじめ粘度が高めのグレードを使うのが有効です。例えば、標準が10W-40だとしたら、15W-50を使用する。これとは逆に、冬季に極端な低温になる環境でもバイクに乗る方なら、粘度を下げる。つまり、標準が10W-40だとしたら、5W-40を使用するわけです。

――首都圏での街乗りが多い私の使用環境だとどうでしょう。もしかしたら、距離はそれほど走っていなくても、夏冬それぞれに合わせた粘度のオイルに交換する方がいいのですか?

岸野 理想を言えばそうですが、実際にはそこまでシビアにやらなくても大丈夫です。増田さんの場合は、夏にエンジンの温度が上がりやすい環境で乗ることが多く、今回実際にこういう症状が出たわけですから、次の交換以降は、粘度高めにしておくといいかもしれませんね。

――なるほど、よくわかりました。ありがとうございました!

使用環境に応じたオイルチョイスで、より快適なバイクライフを!

さて、岸野氏のアドバイスで、高性能なオイルの恩恵と、その性能をフルに生かすための選び方が必要であることがわかった。現在A.S.H.オイルを愛用中の諸兄はもちろん、今後A.S.H.オイルを使ってみたい方にもぜひ参考にしていただきたい。

なお、岸野氏のアドバイスを参考に作成した、オイル管理スパン提案図は以下の通り。こちらもぜひご参照を。

A.S.H.オイルには二輪専用品がある

A.S.H.オイルの二輪用製品MOTO-SPECのラインナップはこちらの4種。写真の左側から順に紹介する。

・FSE 100%エステル化学合成オイル

「エステル化学合成油」を100%使用したA.S.H.オイルのフラッグシップ。金属表面に強固な吸着油膜を作り、さらにオイルの流れでも油膜を作る「デュアルプロテクション」という二重の保護膜で抜群の潤滑性を実現。ワークスレベルのモータースポーツにも対応する。
FSE 10W-40・10W-50     6,010円/1L

・FS 100%エステル化学合成オイル+PAO

FSEグレードの流れを組む植物油由来のエステル化学合成油に、ポリアルファオレフィンを組み合わせた100%化学合成油で、A.S.H.オイルの中ではセカンドグレードだが、一般的には「モータースポーツの最高峰オイル」といわれる性能。
FS 10W-40・10W-50     4,092円/1L

・VSE 100%エステル化学合成オイル+PAO+VHVI

VHVI(高粘度指数基油)をベースにエステル化学合成オイル、PAOをリッチに配合。よりリーズナブルな価格でありつつ、エステル由来の強靱な油膜を持たせることに成功している。コストパフォーマンスがよく、スポーツ走行・ツ-リング・一般走行にマッチ。
VSE 10W-40 3,234円/1L

・PSE 部分エステル化学合成オイル

鉱物油とエステル化学合成油を組み合わせることにより、一般的な部分合成油にはない金属への吸着力を発揮する。オイルシールが劣化している旧車のエンジンにも優しく、確実な密閉力を発揮する。
PSE 10W-40・15W-50     2,739円/1L

レポート&撮影●増田恵子

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