二輪免許区分改正の歴史「普通免許さえ取れば排気量無制限でバイクに乗れる時代があった」

1974年に発売されたホンダ ドリームCB400FOUR。排気量が408ccだったため、発売翌年1975年の免許法改正後に新たに免許を取得する場合、「自動二輪中型限定免許」の限定解除審査に合格しなければ運転できなくなった。
1975年の免許法改正に合わせ、1976年には排気量を398ccとした「ドリームCB400FOUR−I」と「ドリームCB400FOUR−II」が発売された。写真はCB400FOUR−Iで、「II」はアップハンドル仕様。
1973年に発売されたカワサキ 750RS(通称Z2)。70年代前半から始まった750ccオーバーのバイクを国内販売しないというメーカー自主規制をふまえ、海外向けに販売されていた排気量903ccのカワサキ900 Super Four(通称Z1、1972年発売で輸出仕様車だった)の国内版として開発された。
1969年に発売されたホンダ ドリーム CB750FOUR。1970年代「ナナハンブーム」を盛り上げた人気車のひとつ。
2002年に登場したスズキ スカイウェイブ650(写真は2005年型)。排気量は638ccで、スクータータイプの量産市販車としては、二輪にAT限定免許が創設された2005年時点で世界最大の排気量だった。「大型二輪AT限定免許」で運転できる排気量の上限が650ccに定められたのは、この存在があったからだろう。
2022年3月17日に発売するホンダ NT1100。DCTを採用しているため「大型二輪AT限定免許」で運転できる。
2020年に発売されたゼロ モーターサイクルのSR。定格出力が40kW/5000rpmのため運転には「大型二輪免許」(AT限定可)が必要。ただし2022年現在電動バイクには規定がないため、車検の義務は免除される。
大東製機 DSK A25。写真は1954年に登場した改良型。エンジンは247ccの空冷4ストロークOHV2バルブ単気筒。発売当時の価格は25万円。
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