新世代の水冷「スポーツスターS」は、旧世代空冷「883」スポーツスター愛用者の目にどう映るのか?

スポーツスターS ハーレーダビッドソン
エンジンは1252ccの水冷DOHC4バルブV型2気筒で、車体面はフロントフレーム・ミッドフレーム・テールセクションを直接エンジンと締結するという構造のスポーツスターS
スポーツスターS ハーレーダビッドソン
出力特性を変更するライディングモードや電子制御も搭載されるスポーツスターS。価格は185万8000円〜
XL スポーツスター 1957
現代の視点では牧歌的な雰囲気と思えるものの、1957年にデビューしたXLスポーツスターは、運動性能を本気で追求したスーパースポーツだった。当初の排気量は883ccのみで、基本設計を共有する大排気量版の1000ccが加わったのは1971年から
XR1000 ハーレーダビッドソン 1983
1983年にデビューしたXR1000は、2気筒のみで行われるBOT/BOTTへの参戦を前提に開発された市販レーサー。基本設計の多くを同時代のスポーツスターXLX61と共有するものの、エンジンと吸排気系にはフラットトラックレーサーのXR750で培ったノウハウが投入されていた
XL1200S ハーレーダビッドソン 1998
フルアジャスタブル式前後ショックや13本スポークのキャストホイール、容量12.5Lのガソリンタンクなどを採用するXL1200Sは、日本市場におけるスポーツスターブームの火付け役となったモデル。写真の1998年型からはツインプラグやハイコンプピストンが採用された
XL883 スポーツスター ハーレーダビッドソン
筆者が2006年から愛用しているXL883は、ハーレーダビッドソンにとっては最後のキャブレター車。前後ショックやライポジ関連部品などに独自の手を加えている。現在までの走行距離は約15万kmで、今のところエンジンオーバーホールの必然性は感じていない
スポーツスター XR1200 2009
XL1200Rの上級仕様・発展型と言うべき形で生まれた2009~2011年型XR1200/Xは、ビューエル用パーツを用いてエンジンのパフォーマンスを高めると同時に足まわりに専用設計パーツを投入することで、運動性能の向上を目指したスポーツモデル
スポーツスター ロードスター XL1200CX
スポーツ性を重視する姿勢はXR1200と共通だが、2016年に登場したXL1200CXロードスターはカフェレーサーとしての資質も追求。タイヤは前後ラジアルで、リヤは近年のスポーツスターシリーズでは珍しい18インチ。構造は異なるものの、フロントフォークはXR1200に通じる43mm径の倒立式
スポーツスターS ハーレーダビッドソン
ハーレーダビッドソン スポーツスターS
スポーツスターS ハーレーダビッドソン メーター
スポーツスターSの4インチ丸形カラー液晶ディスプレイ。写真は標準の表示モードで中央に速度計、外周部に回転計というレイアウト。回転計は8000rpmからレッドゾーン
ハーレーダビッドソン スポーツスターS メーター
スポーツスターSの4インチ丸形カラー液晶ディスプレイ。音楽再生、車両情報表示、電子制御のセッティングなど、各メニューの表示に切り替え可能
ハーレーダビッドソン スポーツスターS メーター
スポーツスターSの4インチ丸形カラー液晶ディスプレイ。車両情報を表示させた状態では、前後のタイヤ空気圧、バッテリー電圧、水温などが確認できる
スポーツスターS ハーレーダビッドソン
スポーツスターSが搭載する「レボリューションマックス1250T」エンジンは、アドベンチャーモデル「パンアメリカ」のエンジンをベースにピストンや吸気系の変更で低中回転域を重視したもの。車体色を問わず、ブラウン色のサテン仕上げマグネシウム製カバーがあしらわれる。
ハーレーダビッドソン スポーツスターS
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