「盛り上がりムードと無観客イベント両立の試み」メグロが50台も参加した2021年パイオニアラン

約50台のメグロが集った「2021年パイオニアラン」250以上のメグロはツーリングを兼ねて会場まで自走する参加者が多かった。
一見メグロのS8(250)に見えるが、これはその兄弟機種のJ8 アーガス。250クラスのS8に比べて40cc拡大(248→288cc)されたエンジンを搭載し出力向上を図ったモデルである
磨き込まれたオリジナルペイントが迫力のメグロZ6(500)。500ccのメグロは、歴代メグロの中でも生産台数が少なく、このZ6(1955)はその中でも極めてまれな現存車だ。
メグロの500と言えばこのZ7 スタミナが知名度も高く、台数も多い。この美しくレストアさえたカラーは当時のオプション色で、極少数が生産された。
これがメグロ?と思わず見入ってしまう希少車、1959年のメグロYA アーガス(350)。OHCエンジンを積み当時としては革新的だったが、市場に受け入れられずに短命に終わったモデルである。
ベースはメグロS3だが、よりスポーディーにワンオフされたスペシャルマシン。そのシンリンダーはアルミのブロックから削りだされた一品物!1980年代に筑波サーキットで行われていた、タイムトンネルなどで活躍していた由来を持つ
手前はライラック LS18(250)、隣はブリジストン 175HS、その奥には戦前車やメグロ等が並ぶ。この多様さがパイオニアランの魅力でもある
ビリヤス製エンジンを積むエクセルシャー 90とホンダ CL72(250)
庶民の足ホンダ スーパーカブC100、庶民のスポーツ車カワサキ W3、羨望の高級車BMW旧タイプ。排気量も車格も違うが、オーナーの愛情に変わりはない
1960年代初頭50ccスポーツ車のライバル、ホンダ スポーツカブC110とトーハツ ランペットCA2
「イタリアのCB72」とも呼ばれるラベルダ 750SF。エンジンの構造と外観はホンダのCB72に酷似するが、排気量は倍以上の750cc
CB50にドリーム50のエンジンを搭載したスペシャルマシン。イメージはCR110ストリートタイプだ。本物ならば台数も無く超高値だが、このようなスペシャルマシンは、オーナーの熱意と苦労が目に見えて各部を眺めているだけで実に楽しい
このモトグッツィ スポーツ14は「2021年パイオニアラン」に複数台集まったモトグッツィ戦前車の中の1台。普通なら、これだけでもイベントの華となる程の車両だ
オリジナルペイントが残り堂々とした風格を放つ陸王VFD(1200)。このような国産古典車がこのパイオニアランというイベントの真骨頂とも言える
国産車の歴史でも希少車中の希少車、金剛。エンジンは定置型発動機に近いものを搭載し、後輪軸横にはウインチやプーリーを取り付けて動力車としても利用するという「究極の実用車」だった
ファッションセンスも抜群のオーナーが駆るのは、モトグッツィ アストーレ500(1949)。オーナーによれば、日常的に高速道路も巡行出来る程のコンディションだという
発動機の運転会も開催された「2021年パイオニアラン」。趣味が昂じると工場などで使用されていた大型動力機関にまで達する!ライダーたちが普段は決して見ることのない巨大エンジンに接し、驚きの眼差しで見学していた
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