【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLX125に特製自作バンパー搭載でミニアドベンチャー化を進行!」

■広すぎず、それでいて足元をしっかりガードしてくれる見本=陸上自衛隊の偵察バイクです。兄貴分KLX250がベースになっていますね。以前からのイメージとして、この雰囲気にしたかった!
■上部にラジエーターが付いているのもあってか、偵察バイクのガードは下方に付いていますね。ガード内側には防弾板なのか、板材も。自分のKLXには、板材までは要らないかな? 練馬駐屯地にて。
■このスタンド、当初は錆があちこちに浮いていて、表面が傷んでいたんです。補強ステーなど不要そうな部分はさっさと切断してしまう狩野さん。
■「取り付け場所の候補は、まずエンジンハンガーだよねー」と、さっそく位置決めで私と合意する狩野さん。もう一箇所はフレームの加工も辞さないつもりでした。
■スタンドの、本来スイングアーム付近に引っ掛ける部分もバシバシ切っちゃいます。
■この曲線を生かそう!ということで、バンパーの上側はこの部分で決定。

■どんどん切断されていくレーシングスタンド。

■すっかり左右に分離され、想定上センターとなるべき部分を合わせて置いてみる。

■上部センターを仮留めし、車体に合わせて下側の構成を検討しているところ。

■フロントホイールやエキパイとの干渉を考えて、位置を仮決め。

■上下逆転して、バンパー下側の採寸。

■想定上で下側の曲がりとなる部分については、パイプに斜めカットを入れて再接合する方針に決定。

■バンパー下側=6~70度ほどの角部分が、斜めカットして仮溶接した部分。

■この曲げ部分は要らないよね、と相談しているところ。カットして何らかの手段でエンジンハンガーのボルトで共締めにする感じになりそうです。

■バンパー上側の想定取り付け位置をここに決定。フレームには何もありません。U字ボルトでクランプするかフレームに手を加えるか……。

■バンパー下側の曲線をさらにカットしてエンジンハンガーのボルトとの位置関係の微調整にかかります。ここも斜めに切ってステーを作る感じになりそう。

■板材に8mmのボルトを通して頭をカット、そこをTIGで溶け込ませる溶接処理。裏側にはボルトのネジ部分が突き出ています。

■製作した2本のボルトと一体型のステー。これをKLXのフレームに取り付けます。

■製作したボルト付きステーをフレームに点付け溶接したところに、もう一枚の同寸板材を当てて、ネジに通したところ。この板材にバンパーを溶接して一体化させます。

■この位置関係で溶接して板材と一体化させます。

■板材を車体に仮組みした状態で仮留めしたのち、板材ごとバンパーを外して半自動で溶接固定。

■取り付けに余裕を持たせるために、穴の内径を少し拡大しておきます。

■エンジンハンガーに接続させるステーを作り、仮留めした端材に合わせ、バンパーに部分的な切れ込みを入れて曲げの余裕を作っているシーン。ステーから伸びる端材は直角に出ているので、それに合わせる修正。

■画面で右側は仮留め後、左側はカットしてこれから点付けする前の図です。(車体の斜め左前方から見ています)

■角の補強を入れてからカットした箇所の点付けにかかるところ。2段の曲げになっています。

■車体から外し、ここからは溶接棒を加えてTIGでしっかり溶接。

■エンジンハンガーに取り付ける部分の接合もしっかり溶接。

■溶接でできた余分なところはサンダーで削り、滑らかに処理。エンジンハンガーに付けるステーも不要箇所はここでカット。

■これで完成です! 加工途中に付いた傷や焼けは、あとで自分で塗ればヨシ。フォグも守れるし、こんな形状が欲しかったんです!

■自分で再度、シルバーに塗って完成! 一応、車体色に合わせたつもり。

■取り付ける前に、溶接でフレームが焼けたところをタッチアップ。放っておくと錆やすくなります。あ、エキパイもそろそろ再塗装かな?

■エンジンハンガー下側のボルトは、少し長いボルトに交換。いざ取り付けです。

■邪魔にならない出っ張り加減で、ツーリング車両のバンパーほど大きくない寸法。舗装路でのバンク角に問題なく、ダートで横倒しにしてみるとクランクケースもガード。狩野代表、ちょうどういい形で実現してくれました。

■嬉しくなって、ついフォグも点灯させてみたところ、です(オマケ)。

■念願の偵察部隊風特製バンパーが付きました。素材は……?

■猫屋敷君からレーシングスタンドをいただきました。
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