前回の記事「中古二輪車スペシャリストが選ぶ! いまなお高人気の平成生まれ7モデル」では今なお人気を集める平成生まれの二輪車を紹介した。
今回は人気が一段落した、もしくはこれから高騰しそうな車両にスポットを当て、そのなかから4車種を紹介しよう。
中古相場は落ち着いているとはいえ、どれも平成の時代に人気を博した車両ばかり。これを機会に乗ってみるのもありではないだろうか?
report●田島史郎
肩ひじ張らずに楽しむ4モデル
DUCATI Monster900/400
イタリアンネイキッドの雄
ドゥカティを代表するネイキッドとして君臨したモンスターシリーズも、人気が落ち着き相場も安定してきた。
とくに400は20万円台から探せるようになり、価格が非常にこなれているのが魅力。国産の同クラスよりもお買い得のケースも出ているほど。
個性のあるバイクに乗りたいと思うのならお薦めの1台だ。
HONDA NC700/750 Series
買いやすいイージーライドモデル
669ccという中途半端な排気量と65万円の低価格が売りだったが、その後750ccになったこともあってX以外の新車人気は低迷。そのため、中古市場でも大変なお買い得車になっている。
相場は30万円台が中心で程度のいいものが多い。ジェントルなユーザーが好む傾向が高いようだ。
スタイルや排気量を気にしなければお買い得車である。
BIG SCOOTER

●HONDA FORZA

●YAMAHA MAJESTY

●SUZUKI SKYWAVE250
大ブームで中古車が豊富
平成に大ブームを巻き起こした250ccクラススクーター。
販売台数はセールスの上位を長年占めただけに、中古マーケットに溢れかえっている。
しかも、輸出需要が少なく、国内の人気は125ccクラスに移っているため、相場は下がるいっぽう。安いものは10万円台から購入できる。
ただし、きちんとメンテされたものを選ぶこと。
SUZUKI GEMMA
超個性派希少=高値となるか
4年間だけ生産された、個性的スタイルのスクーター。
現役時代は全く振るわなかったが、2017年あたりから見直し機運が高まり、相場を上げている。
現在は40万円前後が主流になっており、かつ台数が限られていることから今後の動向が不透明だ。
注目の1台と言えよう。
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