ヒストリー

提携したのは技術だけじゃなかった? ヤマハ-トヨタの意外な「同名モデル」

トヨタが生んだ名スポーツ車、2000GT。同車の製造にあたり、ヤマハとトヨタが業務提携を結んだ、というのはクルマ好きの人なら聞いたことがあると思う。
「エンジンはほぼヤマハ製」とも言われ、相当な技術供与がなされたのは想像に難くない。そのお返し……ってことはないとは思うが、あるものがトヨタからヤマハへ提供されていた。それは「シグナス」という車名である。

YAMHA Cygnus Series

シグナス180

シグナス180(1982年)

現在も販売されるヤマハの定番スクーター「シグナス」シリーズ。その原点は1982年に「国産最大排気量のスクーター」のうたい文句で登場したシグナス180で、長距離走行や高速走行も可能な「本格スクーターの頂点モデル」とヤマハは位置づけていた。
そしてその名前は「タフネス・コンフォート・コミューター」をコンセプトに開発された、現行モデル・シグナスXシリーズにも受け継がれている。

2019年に1300台限定で販売されたシグナス-X Monster Energy Yamaha MotoGP Edition。

TOYOTA LANDCRUIZER CYGNUS

一方、同じ「シグナス」の名前を冠したクルマというのがトヨタにもあった。ランドクルーザーシグナスである。1998年に登場したランドクルーザー100のラグジュアリーグレードとして、翌1999年から発売されたモデルだ。ラダーフレームやエンジンなどはランドクルーザー100と共通ながら外装などは専用設計されていた。

ランクルシグナス

ランドクルーザーシグナス(1999年)

→次のページなぜ車名を共用できた?

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