ヒストリー

ハスラーだけじゃない! 最終的にクルマになっちゃったバイクたち【スズキ編】

 

CASE3:LANDY×Landie

日産からのOEM供給車となるランディは、実用域での優れた発進加速と低燃費を実現したミニバンタイプの小型乗用車。大開口の両側スライドドアや低いステップやフロア、多彩なシートアレンジなど、使い勝手のよさを追求した1台だ。

ランディ

ランディ(2007)

対するバイクのランディ……改め「ランディー」はいわゆる80年代のソフトバイク。「女性でも乗りやすく扱いやすく」をコンセプトにしており、フレームは低床化してまたぎやすく、燃料キャップにメーターを付けて、手を汚さずともガソリンの残量確認が可能となっている。エンジンはレジャーバイクのVANVAN50のものをベースにバーディーの3速ミッションと搭載していた。
厳密な車名の話をすると、カタカナ表記ではご覧の通り伸ばし棒(長音付)が付くし、スペル的にもクルマは「LANDY」、バイクは「Landie」とちょっと違う。が、おおめに見て頂けるとありがたい。

ランディー

写真は55cc版のランディー55(1980年)

 

CASE4:PALETTE×Let’s4 Pallet

スペーシアにバトンタッチする形で2013年に生産が終了されたパレットは乗降性、積載性をワンランクアップさせ、スズキの軽ワゴン車の第3の柱として2008年に発売された。

パレット

パレット「X」(2008年)

バイクの方はというと、同車の原付スクーター「レッツ」シリーズの4ストエンジン搭載車、レッツ4のバリエーションモデルとして2005年に登場したレッツ4パレット。丸型ヘッドライトやレトロ調のメーターパネルなど、オシャレなデザインが女性を中心に高評価を得ていた。発音は同じだが、こちらもクルマは「PALETTE」、バイクは「Pallet」と微妙にスペルが違う。

レッツ4 パレット

レッツ4パレット(2005年)


 

以上8つのモデルが車名共通の車両たち、スズキ編、いかがだったろうか?
ホンダ同様にクルマとバイクの両方を作っているからこそ、比較的スムーズに(?)車名を共通化できているのだろうし、今後もこうしたモデルが生まれてくる……かもしれない。車両のビジュアルやスペックだけでなく、新車発表時には“名前”の由来や歴史にも注目してみると面白い……かもしれない。

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これが……カタナにZだって? 名車の名を冠する”アレ”なバイク6選

11年振りの復活!! スズキ伝統の「油冷エンジン」は、どんな点が進化したのか?

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