ヒストリー

打倒ホンダっ!! 他メーカーが生み出したスーパーカブの“フォロワーモデル”たち

山口自動車工場・オートペットスクーターCP50(’60、50cc)

見た目は本当カブとうり二つなオートペットスクーター。レッグシールド中央のカバーを外すと簡単にキャブにアクセスできた。

 

丸昌自動車製造・ライラックモペッドAS71(’60、50cc)

シャフトドライブ車メーカーである丸昌自動車(ライラック)のモペット。ビジュアルはカブ的でもあり、ベスパ的でもある。片手持ちフロントフォークにプロアームと先進的な技術が投入されていた。

 

井関農機・ヰセキタフ50K(’61、50cc)

農機具メーカーの井関農機がカワサキとタッグを組んで作ったタフ。写真は55ccモデルの55K。前述のとおり、エンジンは”空水冷”という珍しい冷却方式を採用していた。

 

宮田製作所・ミヤペットB(’61、50cc)

プレスフレームとレッグシールド、サイドカバーに樹脂を使用したミヤペットB。セルとダブルシート付き(でも50cc)のスーパーデラックスもラインナップされた。

 

ゼブラモーター・ゼブラペット(’61、50cc)

後にゼブラ自転車へと社名をゼブラモータースが販売していたゼブラペット。エンジンはガスデン製で、スポーツモデルのZDも併売。

 

ブリヂストンサイクル工業・ブリヂストンチャンピオンホーマー(’63、50cc)

タイヤメーカーとしておなじみ、ブリヂストン製のモペットチャンピオンホーマーは自動遠心クラッチ搭載車だった。

ここで紹介した10モデル以外にもカブのフォロワーモデルはいくつかあった。が、カブの牙城を崩せたモデルはなく、力のない中小メーカーは逆に「ホンダに打倒される」結果になった。多くのライバルを退け、今なお愛され続けるカブの実力を再認識した気がするのだった。

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