ヒストリー

【’80sバイク熱狂時代】東京モーターショー コンセプトモデルの過去と未来

果てしない夢の追求はこれからも続く

ショーを華やがせるコンセプトモデル。
出展当時は荒唐無稽な夢物語と思えたものでも、いつの間にか現実化したものも少なくない。
これまで出展されたショーモデル、その一部をご覧いただこう。

report●高野栄一

※本記事はMotorcyclist2018年1月号に掲載されていたものを再編集しています。

 

1985 夢を形に

SUZUKI ファルコラスティコ

スズキ渾身のテクノロジーを凝縮

今日のコンセプトモデルの先駆け的存在でTOHC(トリプルオーバーヘッドカムシャフト)500ccスクエア4気筒エンジン、液圧駆動など革新的機構を採用、ちゃんと実動した。

 

YAMAHA FC-1

親しみやすさと防風性を両立

「ヤマハのマン・マシン思想とルイジ・コラーニのバイオデザインが『人間中心』をテーマに邂逅(かいこう)」したもので、優れた空気力学と流体力学により、風がライダーを直撃しない構造。

 

東京アールアンドデー TRDEX-1

先進のカーボンフレーム電動車

カーボンフレームの電動トライアル車。フロントサスはダブルトレーリングアーム。
前後輪に配置(二輪駆動)されるモーターには樹脂ボンド型希土類磁石を使用、車重を90㎏に抑えている。

 

1989 未来像にも現実味が

YAMAHA モルフォ

ライディングポジションをフルアジャスタブル化

シート高、ハンドルの位置と絞り角、ステップ位置を自由に調整可能。
フロントに片持ちスイングアームを採用。400㏄並列4気筒エンジン車。

 

1991 新たな可能性の追求

YAMAHA モルフォ2

可変ライポジに電子制御も追加

前回好評を博したモデルの第2弾。
新たに電動のスクリーンやニーフラップ、2WS(前後輪操舵)、CES(電子制御サス)、ABSを採用。
触媒を装備し排ガス対策も施されている。

 

SUZUKI XF4/XF5

二輪駆動の時代が来る?

この回スズキはNEW WORLD"2WHEEL DRIVE"と銘打ち3タイプの二輪駆動オフ車を出展。XF4(左)はVベルト無段変速の125㏄で簡易ウインチや釣り竿ホルダー装備。
XF5はアルミフレームの195㏄。

 

1993 環境との調和

HONDA フューチャースポーツES21

地球に優しいスポーツ車

環境保護の観点から動力源に水素燃料バッテリーと超伝導モーターを想定。
ダブルアームステアリングシステムやリムドライブなど革新的なメカニズムも多数採用されている。

 

2003 快適性も夢の一部

KAWASAKI ZZR-X

高速ツアラーの未来像を具現化

可動スクリーンや開閉式フラップ、通常の燃料タンク位置に収納を装備。
パニアを外しハンドルとスクリーンをローポジション化することでスポーツモードに。

 

2017 求められる次世代ビークル

YAMAHA MWC-4

四輪の安定性と二輪の楽しさ

水冷モーター2基と発電用エンジンを備えた四輪車。
コーナーは車体を傾けることでバイクと同様の楽しさを実現。
フレームの金属感やウッドを用いたインテリアなど質感も追求。

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