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【冬ツーリング】冬を満喫! シーサイドツーリングガイド:伊豆編

関東圏からも、東海・中部圏からも程よい距離にある静岡県の伊豆半島は、冬でも人気のツーリングエリア。その理由は、温泉や新鮮な海の幸が豊富にあるから。そして何より、山々を駆け抜ける道の随所から美しい風景に出会えるからだ。

report●廣瀬達也

 

所により秘境ムードも漂う 南伊豆

 

南洋植物があちこちに見られるなど、伊豆の中でも特に温暖な雰囲気がたっぷり漂っているエリアで、12月下旬から1月下旬までが見頃となる下田・爪木崎のスイセンや菜の花の群生地、ソメイヨシノよりひと足早く咲き誇る河津桜の並木道などが冬から早春の風物詩として人気を集めている。
下田を過ぎて間もなく国道は内陸部を経由するが、最南端の石廊崎へと向かう県道11号はやがて断崖絶壁の荒々しい風景の連続となる。
また、マーガレットライン沿いには野生の猿を間近で眺められる波勝崎苑や石部の棚田、夕日を眺められるスポットなどの観光地や名所も数多い。

 

①マーガレットライン

南伊豆エリアを走る国道136号の、南伊豆町子浦~松崎町雲見区間の愛称。周辺一帯でマーガレットの栽培が盛んに行われていることが由来とされている。時に目もくらむような高台を、時に小さな漁村脇をと目まぐるしく景色が変化していくため、飽きることがない。

 

 

 

②ペリーロード

江戸時代に来日したペリーが下田港から了仙寺まで歩いた道で、約700mの区間には当時の面影を残す町並みが続く。国道や駅からも離れた場所にあり、静かな雰囲気の中にレトロな趣のカフェやレストランなどがある。

 

 

 

③国道135号線

神奈川県小田原市と静岡県下田市を結ぶルートで、伊豆半島の東海岸を縦走。その北側の区間は伊東や熱海、伊豆高原などといった大きな観光地を通過するためにぎわっているが、南下するにつれて閑散とした雰囲気に包まれ、自然の荒々しい風景を目の当たりにするようになる。

 

 

 

眺望良好な山道はノンビリと楽しみたい 東伊豆

 

大観光地が連続する東伊豆は、休日でなくても国道が渋滞することで有名。
そんな混雑を避けるためにも伊豆スカイラインの利用はオススメだが、ついつい速度が上がり気味になるのでご用心!
「南行きは富士山も見えないのでついペースアップする」というライダーの声が多いが、所々で東海岸方面の風景が開けるポイントなど、南行きならではのビュースポットも点在する。
せっかくだからそんな風に"伊豆"スカを楽しんでみるのもオススメなのである。

 

④椿ライン

芦ノ湖の南側と国道135号とを結ぶ県道75号の通称で、途中でターンパイクの大観山を経由する。路面はさほど荒れていないものの片側一車線の道は木々や崖が路肩から迫ってくるし、コーナーもタイトターンの連続なので無理は禁物。頂上付近では展望が開ける。

 

 

 

⑤伊豆スカイライン

伊豆半島を代表するスカイライン。有料道路で、休日ともなればバイクだけでなく乗用車やバスなど観光客が大挙して押し寄せ、かなりのにぎわいを見せるルート。それでも晴天に恵まれれば富士山や駿河湾の雄大な眺めが楽しめるとあって、相変わらず人気は高い。

 

 

 

⑥県道19号

大仁町と東海岸、伊東市の宇佐美とを結ぶ県道で、通称は宇佐美大仁道路。途中で伊豆スカイラインにアクセスする亀石峠を経由。峠から宇佐美方面へ向かうと間もなく遠くに相模湾を望むワインディングとなるが、傾斜が急なこともあり総じて流れのペースはかなり速い。

 

 

 

富士山と駿河湾の美景がいっぱい 西伊豆

 

東京を起点にした場合、「東伊豆に比べて遠い……」という理由で目的地から外されるケースも多いと聞くが、伊豆縦貫道の整備が進んでいるおかげで所要時間はかなり短縮されている。
何より大きな観光地が少ないので混雑することが少ないし、海沿いを走るルートはアップダウンを繰り返すおかげで、駿河湾や見え隠れする富士山などの景色が変化に富んでいるのも魅力的だ。
静岡・清水と伊豆半島・土肥間を運航するフェリーを利用して海上から富士山を眺めるのもオススメだ。

 

⑦西伊豆スカイライン

伊豆半島の西側に面した山々の稜線(りょうせん)をつなぐスカイラインからは、駿河湾を始めとする雄大な風景を楽しめる。厳密に言えば戸田峠から国道136号と交差する土肥峠までの区間なのだが、さらに南下した仁科峠まで整備状況と眺めのいい道が続く。

 

 

 

⑧県道17号

沼津市三枚橋町と伊豆市土肥とを結ぶルートで、重複区間となっている国道414号の狩野川を渡る口野放水路の信号から南側が海沿いの区間となる。小さな漁村や水族館などが続いており、比較的交通量は多いが、時に富士山を望む海沿いの穏やかな風景を楽しみながら走れる道だ。

 

 

 

伊豆にはほかにも魅力ポイントたくさん!

 

お薦めグルメは……

新鮮な魚介類も伊豆の食の魅力で、それぞれのエリアならではの逸品も豊富だ。例えば南伊豆・下田で味わいたいのが金目鯛。東伊豆の国道脇で目に飛び込んでくるのがズラリと並ぶ干物屋さん。東伊豆なら内浦漁協直営のお店が人気のアジ料理なども見逃せない!

 

温泉巡りもできる

伊豆半島の大きな魅力のひとつが温泉。豪華宿や隠れ家風、最近ではかつての巨大な宿泊施設をリニューアルしたリーズナブルな宿など実に多種多様。また、日帰り温泉施設も半島全域で見付けることができる。スケジュールに合わせた温泉巡りも伊豆ならではの楽しみ方である。

 

 

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