ツーリング

「ふっこう割」で行く、北海道・十勝のうまいもの巡り-2

【豊かな食の町・帯広

スイーツ&B級グルメを制覇する!

食料自給率1200%を誇る十勝地方は、とにかく地元の食材を生かしたグルメが豊富。それを巡るだけで旅がバッチリ成立します! ひがし北海道をグルッと巡る移動距離の多い旅もいいのですが、帯広とその周辺だけをじっくり食べ歩くのも楽しいですよ。では、食べ過ぎに注意しつつ巡ってみましょう。

豚丼といってもいろいろありますが、帯広で豚丼といえば、甘辛いタレで味付けした厚切りの豚肉を焼いた丼のことで、スタミナ食として広まっているようです。外食というよりは家庭料理としても好んで食べられているようで、市内で普通に市販されている「豚丼のタレ」を使えば簡単に作れるとのことではありますが……やっぱり地元で味わいたいものですよね。

豚丼専門店として筆頭に上がるのは「元祖豚丼のぱんちょう」。1933年創業とのことで80年以上の歴史を持ち、炭火焼きと秘伝のタレで高い人気を誇ります。帯広駅からも近いので、私たちも気軽に訪ねることができるのもありがたいお店ですが、時間によっては行列ができてしまうので、訪問時間は食事時を少しずらした方がいいでしょう。

●帯広駅から徒歩5分の人気店「ぱんちょう」。豚丼は900円〜とリーズナブル

帯広駅から歩いて訪ねられるお店としては、「ふじもり」も知られています。外観はファミリーレストラン風でメニューも多種多様ですが、100年以上続く店とのこと。「帯広で2番目においしい店」を目指しているというのも個性的です。ここの豚丼も十勝産の豚ロースを甘辛タレにくぐらせて焼いたもの。帯広に来たら外せないB級グルメの筆頭です。

●ファミリーレストラン風の外観ですが老舗の味が楽しめます

さて、ふじもりを営む藤森商会が展開するカレーショップにも注目です。それが個性的な建物が特徴の「インディアン」。バスガイドさんも力説されていたのですが、「帯広のソウルフード」といえばカレーなのだとか。今回は残念ながら味わうことができなかったのですが、うま味と甘みを引き出したシンプルなベーシックルー、牛肉をふんだんに使用し数十種類のスパイスで熟成したインディアンルー、大ぶりなジャガイモとニンジン、タマネギが入った野菜ルーと、大きく分けて3種類のルーが特徴。食材にはやっぱり十勝産が多く使われているとのこと。ソウルフードを味わえなかったのがとても残念! でも豚丼とカレーを1日で制覇するのは難しいですからねえ。

●カレーショップ「インディアン」は、十勝エリアに10店舗を展開

東京でも大人気「満寿屋」のパン

1950年に創業し、小麦は100%十勝産というこだわりのパンが人気を博している「満寿屋(ますや)」。近年は東京の都立大学駅近くにも出店し、その名は全国区になりつつあります。今回訪ねた「麦音」は、その満寿屋のフラッグシップストアとして敷地面積1万1000平方メートルを誇る日本一大きなパン屋さん。観光バスも停まれる駐車場が完備され、パン屋とは思えないオシャレな店舗運営も注目されています。

●1万1000平方メートルの敷地を誇る「麦音」

満寿屋は十勝産に徹底的にこだわったパン屋さんとして知られています。国内で生産される小麦のほとんどがうどん用で、パン用は非常に少ないにもかかわらず。そのこだわりの象徴として、この麦音の敷地には小麦畑まで作られています。パンの販売スーペスは決して広いわけではないのですが、敷地全体で企業としての世界観が表現しているこだわりに何より感動しました。人気のクリームパンやあんパンなどのほか、揚げたてのドーナツや石窯で焼いたピザなどを、カフェスペースやテラスで、景色を楽しみながら食べるのも心地よいですね。パンを食べながら十勝の雄大さを実感できてしまいます!

●多種多様な焼きたてのパンが味わえます。小麦は東京店も含めて全店で100%十勝産!

六花亭と柳月の限定品を求めて

小麦、砂糖、乳製品などなど、農畜産品の生産が盛んな十勝は多様なスイーツが味わえるエリアでもあります。北海道のお土産としても人気の高い、「マルセイバターサンド」は六花亭、白樺を模したバウムクーヘン「三方六」は柳月の銘菓ですが、前者は帯広市、後者は隣の音更町に本店があることからも、十勝がスイーツ王国であることがうかがえます。

●帯広駅から徒歩で行ける六花亭本店

空港のお土産売り場でもメジャーな存在の六花亭の商品ですが、実は直営店でしか販売されていない製品や、賞味期限が短すぎてイートインスペースがある店舗でしか作られていない商品も少なくありません。ココアビスケットの間に濃厚なベイクドチーズケーキを挟んだ「雪こんチーズ」、サクサクしたパイの中にクリームが入った「サクサクパイ」は、生地が水分を吸ってしまい食感が落ちてしまうことから賞味期限が2〜3時間と極端に短く、アイスクリームにホワイトチョコとレーズンを加えビスケットでサンドした「マルセイアイスサンド」は、アイスが溶けてしまうので持ち帰り不可。当然、お土産として買うことはできないので、帯広に来たら最優先で味わっておきたいスイーツです。六花亭の本店の凝った作りも一見の価値あり!

続いて柳月のフラッグシップストア、スイートピア・ガーデンへ。敷地面積3万3000平方メートル、地下1階・地上4階と、生菓子工場としては日本有数の工場面積を誇ります。「三方六(さんぽうろく) はちみつレモン」のほか、北海道命名150年を記念した「三方六 年輪」などは限定品。カフェや体験工房なども併設されているので、ただの買い物に終わらないスイーツ体験が可能です。

●道東高速道路の帯広・音更ICに近い柳月のスイートピア・ガーデン

まだまだある帯広の味わい方

さて、再び帯広駅に戻って、今度は帯広観光コンベンション協会が行っている「おびひろスイーツめぐり」に挑戦です。これは500円のチケットを購入すると、参加21店舗のうち、好きな4店舗でスイーツと交換できるというもの。帯広駅から離れた店舗もあるものの、徒歩圏内で巡ることも十分可能です。交換できる商品はマドレーヌやたい焼き、どら焼きなどリーズナブルなアイテムばかりなのと、六花亭が参加していないのが少々残念ですが、ゲーム感覚でスイーツを味わえる面白い試みですので、ぜひ一度体験してみて下さい!

●おびひろスイーツめぐり券。500円のチケットで4カ所のスイーツと交換できます

●とかち物産センターのどら焼き、アンパルフェのアーモンドクッキー、ユトリベルグの十勝晴れマドレーヌなどと交換できます!

ほかにも、十勝名物はたくさんあります! 池田町で100年以上の歴史を持つのが米倉商店の「バナナ饅頭」。高級で入手困難だったバナナをお菓子にして安く手軽に食べられるものにしたいと、バナナの香料を混ぜたカステラ生地の中に白あんを入れ、バナナの形に焼き上げたのだとか。お土産売り場ではあまり置かれていないようですが、長い歴史を持つレアなお土産として注目したいスイーツなのです。また、池田町の「レストランよねくら」では、できたてのバナナ饅頭が味わえるそうです!

●十勝で一番古い歴史を持つのが「バナナ饅頭」。8本入り620円、16本入り1240円

●元祖豚丼のぱんちょう

住所:北海道帯広市西1条南11丁目19
TEL:0155-22-1974
営業時間・定休日:11:00〜19:00、月曜、第1・3火曜日

●麦音

住所:北海道帯広市稲田町南8線西16-43
TEL:0155-67-4659
営業時間・定休日:6:55〜20:00(11〜2月の冬季は19:00まで)、年末年始

http://www.masuyapan.com/shop/

●六花亭 帯広本店

住所:北海道帯広市西2条南9丁目6
TEL:0155-24-6666
営業時間・定休日:9:00〜18:30、無休

http://www.rokkatei.co.jp/

●スイートピア・ガーデン

住所:北海道河東郡音更町下音更北9線西18-2
TEL:0155-32-3366
営業時間・定休日:9:00〜18:00(夏期)、9:00〜17:00(冬期)※喫茶は閉店1時間前まで、無休

http://www.ryugetsu.co.jp/sweetpia/

●おびひろスイーツめぐり券

有効期限:2019年3月31日まで

http://obikan.jp/

 

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-1

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-2

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-3

>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-4

>>「ふっこう割」で行く、北海道・十勝のうまいもの巡り-1

 

【「北海道ふっこう割」とは?】

2018年9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震による北海道の観光被害は356億円、宿泊予約のキャンセル数は114万9000人分に上るといいます(9月末時点)。このほとんどが、本当は通常どおり観光できるのに震災の影響が波及した、いわば風評被害。そう、北海道はほとんどのエリアでは普通に旅が楽しめます。この風評被害を払拭するための道や国の復興支援事業として、10月より「北海道ふっこう割」がスタートしています。当初は宿泊のみの割り引きでしたが、現在では交通手段も含む旅行商品にまで範囲が拡大され、最大で3万5000円オフに。例えば、4万円の旅行商品であれば50%オフの2万円で購入購入可能! 詳しくは特設サイトをご参照下さい。

北海道ふっこう割特設サイト

https://genki-hokkaido.com/

 

report●五十嵐重明 photo●岡田ナツ子/編集部

取材協力●北海道観光振興機構

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