ツーリング

「ふっこう割」で行く、北海道・十勝のうまいもの巡り-1

帯広の町を再発見

夜も食べ歩きが最高に楽しい!

十勝地方の中核都市・帯広市。北海道は何度も訪ねているのに、一度も滞在したことがなかったのは、ひがし北海道はどうしても自然景観を目指してバンバン移動してしまうからなのでしょう。そこで、今回は帯広に泊まってみることにしました。すると……落ち着きと賑やかさのバランスがとても心地よく感じて「また来たい」と大好きな街になってしまったから不思議です。地元の食を味わいながらの飲み歩きがとても楽しい街、それが帯広です。

十勝地方は食糧自給率が1200%を誇る、一大食料生産地です。つまり、それだけ地元の食材がふんだんに流通しているので、多様な形にアレンジされた「十勝産の食」に出会うことができます。

まずは「十勝農園」。名前は農園ですが、帯広駅から徒歩8分の距離。入り口に置かれたトラクターがまず目に留まりますが、中に入ると間口に対して奥行きがあり広く、中央は吹き抜け。とてもお洒落かつ開放感を感じられる店内です。コンセプトは「自然と大地を感じるダイニングレストラン」。聞けば、十勝毎日新聞という地元紙の直営レストランだというのが驚きです。

●赤いトラクターが目印の十勝農園

●中央が吹き抜けの店内はかなりオシャレです

提供される料理は季節により変動します。基本はイタリアンですが和風もミックス。いずれも素材の味がしっかり感じられ、旅行者にとっては「これも十勝産、あれも十勝産なんだ……」と、料理が出てくるたび感慨もひとしおです。というわけで、お腹にずしんとくる味付けではないので、食事もお酒もガンガン進む! なんだか、十勝という土地の食糧自給率のすごさを実感できてしまいます。

●メニューは豊富。どれを選べばいいか迷いがちな人は、コースにするのも手ですね(飲み放題で4500円)

生ししゃも求めて「北の屋台」へ!

では、程よく胃を満たしたところで2軒目へ! 目指すは「北の屋台」。帯広の街を元気にするため、新規参入がしやすい屋台形式で2001年にオープンした屋台村とのこと。今ではしっかり定着し、地元の人と観光客で日々賑わっています。訪ねた10月は、約1カ月ほどしか行われていないししゃも漁の時期に当たったため、「十勝産ししゃも祭2018」を開催中でした。なんと刺身も提供されているというではないですか。

足の早いししゃもは、その日に水揚げされたものでないと刺身にできないと知り、なんとか味わってみたいと思ったものの……提供している屋台は満席だったので、とりあえず北の屋台の通りを挟んで向かいにある「うまいもん通り」の中にある「オブリガーダ」というお店へ。ここは十勝観光連盟の方も行きつけという、ブラジル家庭料理の店。こちらでも、ししゃもの刺身が味わえるとのこと。

このオブリガーダは、北の屋台の「卒業生」。屋台で実績を上げたら、卒業して自分の店を開くというのが流れらしく、オブリガーダ以外にも多くの卒業生が帯広の食を盛り上げているのだとか。ブラジルの家庭料理という触れ込みですが、十勝産の食材を生かした料理がいろいろ味わえます。ただ残念なことに、訪ねた日は海が荒れていてししゃもの水揚げがなかったようで、刺身はないとのこと……。

ということで、ししゃもの刺身は翌日に再チャレンジ。今度は早めの時間を狙い、北の屋台にある「創家(つくりや)」さんを訪ねてついに味わうことができました! 臭みはなく、もちもちとした食感、あっさりとしているのですがふるうの白身魚より味が濃くでうま味を感じる独特の美味しさ。握りも頼んでみると、酢飯との相性がとてもよく、個人的には刺身より握りが好みでした。生ししゃもなんて、秋の北海道に行かないと体験できない貴重な味覚。諦めずに再訪して大正解! もうこれだけで帯広を訪れた甲斐がありました。

●手間がかかって料理人泣かせ(?)のししゃも刺身

●酢飯とのマッチングが抜群だったししゃもの握り

●十勝農園

住所:北海道帯広市西1条南9丁目6
TEL:0155-26-4141
営業時間・定休日:17:30〜23:00、日曜日

定休日:日曜日

http://www.tokachinouen.com/

●オブリガーダ

住所:北海道帯広市西2条南10丁目 うまいもん通り
TEL:090-6691-9650
営業時間・定休日:17:00〜0:00、不定休

●創家(つくりや)

住所:北海道帯広市西1条南10丁目7 北の屋台
TEL:090-2878-2294
営業時間・定休日:17:00〜0:00、日曜日

http://kitanoyatai.com/

 

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-1

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-2

>>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-3

>「北海道ふっこう割」で ブラッと旅するひがし北海道-4

 

【「北海道ふっこう割」とは?】

2018年9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震による北海道の観光被害は356億円、宿泊予約のキャンセル数は114万9000人分に上るといいます(9月末時点)。このほとんどが、本当は通常どおり観光できるのに震災の影響が波及した、いわば風評被害。そう、北海道はほとんどのエリアでは普通に旅が楽しめます。この風評被害を払拭するための道や国の復興支援事業として、10月より「北海道ふっこう割」がスタートしています。当初は宿泊のみの割り引きでしたが、現在では交通手段も含む旅行商品にまで範囲が拡大され、最大で3万5000円オフに。例えば、4万円の旅行商品であれば50%オフの2万円で購入購入可能! 詳しくは特設サイトをご参照下さい。

北海道ふっこう割特設サイト

https://genki-hokkaido.com/

 

report●五十嵐重明 photo●岡田ナツ子/編集部

取材協力●北海道観光振興機構

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