ヒストリー

2018年で"デビュー○周年"!【Ninja250R&K1&Dトラッカー&スクーター編】

2018 ANNIVERSARY BIKES

新型として登場し、数年後には次の新型、もしくは絶版になるのがバイクの宿命だが、名称やコンセプトなど、何らかの形で受け継がれる、あるいは復活するケースも多い。2018年にアニバーサリーを迎えるモデルを見てみれば、それがよく分かるはずだ。

最終回となる第6回目は、フルカウル車両やモタード、スクーターなどのアニバーサリーモデルをガッツリ紹介します!

 

(report●石橋知也/ノア セレン)

 


KAWASAKI Ninja250R(2008年)

世界を魅了した新世代250スポーツ

今でこそ250ccクラスの主流となって各社ともに力を入れているフルカウル車だが、このニンジャ250が登場するまで250ccクラスはネイキッド一辺倒で、レプリカブームを引きずるカウル付きは時代遅れという認識だった。

そこへレプリカとは異なる、近代的なデザインとスポーツ性に加えて快適さも重視したニンジャ250Rが登場。フルカウル250復権の立役者である。ライバルの進化に負けじと新型の国内発売も開始される。この新型は劇的進化を遂げているため乞うご期待! である。

 

2008 Ninja250R

●日本のみならず、東南アジアや南米など世界規模で人気を博した。最高出力31馬力、車両重量168㎏。右は北米向けで、燃料供給方式が国内向けと異なるキャブレター式。

2013 Ninja250

●全面変更で車名から"R"が外れた。海外向けの300cc版と共通の車体となりABS付きも用意。エンジンは従来型をベースとしつつ多くのパーツを新設計。メーターには多機能液晶パネルを採用。

2018 Ninja250

●ロングスイングアーム化やエンジン搭載位置の最適化などスーパースポーツと同様の思想で完全新設計。車体は同時投入されるニンジャ400と共通化された。車両重量166㎏、最高出力37馬力。(※写真はKRTエディション)


 

BMW K1(1988年)

未来のモーターサイクル像を具現化

83年発売のK100用エンジン(水冷縦置き4気筒DOHC2バルブ)を4バルブ化して、最新エアロダイナミクスのフルカバードカウルモデルとして完成させたのがK1だ。

電子制御燃料噴射DME(デジタル・モーター・エレクトロニクス)を採用し最高出力100馬力を発生。BMWらしくシャフトドライブだがパラレバーでシャフト特有のクセを低減。大柄な車体ながら、しっかりライダーの意志どおりに動いたBMWらしいスポーツモデル。

 

1988 BMW K1

●88年に89年型として発表。燃料供給は二輪ではまだ珍しかったコンピュータ制御によるFI。今なお近未来的に映るフォルムだが、BMWでは珍しくパニアケースの装着が不可能。

●二輪量産車では初となるABSをオプション設定。後輪前方の透き間からロゴの入ったユニットが誇らしげに露出する。リヤシート左右側面のカウルには小物入れが装備される。

●端正なレイアウトのメーター。デジタル時計やギヤ段数インジケーターも装備。カウル右側にキー付きの小物入れ、左側にハザードなどのスイッチやアナログ式燃料計が並ぶ。


KAWASAKI D-TRACKER(1998年)

和製モタード第1号

2016 D-TRACKER X ※写真はファイナルエディション

ボリス・シャンボン選手の来日などをきっかけとして、欧州で人気の競技「モタード」が日本でも注目され始めた。それまで一部の外国車がメインだったのに対し、国産市販車一番乗りを果たしたのがDトラッカー。オフ車のKLX250がベースでエクストリーム系のライダーにも人気に。08年にはKLXともどもFI化を果たすもつい最近絶版となった。

 

 


SUZUKI SKYWAVE TYPE Ⅰ/Ⅱ(1998年)

高い実用性とスポーツ性が好評

2014SKYWAVE250 ※写真はタイプSベーシック

オジサン御用達だったビッグスクーターが若者の間でブームになろうとしていた時期に登場。新設計OHC4バルブエンジンで余裕のパワーが自慢だったが、06年にはDOHC化され俊足スクーターとして人気に。モノショックの高い運動性とシート下スペース確保が両立されているのも特徴。同年リリースの400はよりパワフルで優秀なツアラーだった。

 

 


YAMAHA BW’S(1988年)

スクーター版SUVの先駆け

2016 BW’S125

太いタイヤと二眼ライトでオフ車テイストを備えたファンビークルとして登場、ヤマハらしい先見性と遊び心を持ったモデル。モデルチェンジでヘッドライトにガードがつくなどオフテイストを強め、100cc版が出るとカスタム愛好家からさらなる熱視線を浴びた。4スト50cc版は生産終了となったが125cc版は都会的なスタイリッシュさを得て現役だ。

 

 


HONDA DIO(1988年)

タクト、パルに続くメットイン第3弾

2015 DIO110

バイクブームのころにとんでもない数が売れたスクーターだが、シート下にヘルメットが入るという今では当たり前の装備が付いたのは80年代後半。たいていのフルフェイスが入る容量を確保したのはディオが初めてだ。ホンダスクーターの代名詞になるほど人気を博し、4スト化されて進化し続けたがついに絶版。名前は110ccモデルに引き継がれた。

 


いかがでしたか?

これからもツーリングに役立つ情報や昔懐かしのバイクネタをお届けしていきます。どうぞお楽しみに!

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